ヌナ。 ページ11
家から歩いて近くのバー…。
お店に入るなり、「出来れば奥の方で…」とお店に人にお願いした彼。
その理由を、席についてしばらくした後知った。
そして、初めて名前を名乗りあって、
目の前には…四度目にして初めて…帽子もマスクもない
super juniorのキュヒョン…。
驚いたけど…。
ものすーっごく驚いたけど…。
初めて会った時から、わたしの中では「怪しいいい人」で、
目の前にいるのは紛れもなく、アイドルのキュヒョンなんだけど…わたしにとっては
案外普通に「キュヒョン」だった。
KH「ぁー…なんでこうなったかはわからないけど…(笑)取り敢えず…(笑)
乾杯…^^(笑)」
適当にそれぞれ頼んだカクテル。
「乾杯…^^(笑)」
最初はぎこちなかったけど、お酒の力も借りて(?)
割とすぐにお互い馴染んで、キュヒョンはいつの間にかわたしのことを「ヌナ」
と呼んでいた。
KH「ヌナは…いつもエレベーターちゃんと乗れないの?^^(笑)」
二杯…三杯…と、割と早いペースで飲み干す…。
「!!!(汗)乗れるよ!」
KH「でも…ちゃんと乗れてるとこ見たことない…(笑)」
「……(笑)」
確かに。
キュヒョンと鉢合わせる時はいつも乗れてない…。
「ここ最近の話だよ?(笑)」
KH「ぇーぃ…(笑)」
「!?(笑)ほんとに!ここ最近は考えることが一杯だったから…(笑)」
KH「……さっき…泣いてたのと…関係あるの?^^」
「…ない(笑)」
って誤魔化したのに、何かと上手く聞き出そうとするキュヒョン。
警戒心をどこかに落としてきたわたしは、今日の出来事を何故か
キュヒョンに話した。
「それが運命だったんだよ」とか、何かチクチクすることを言ったくせに、
KH「……元気出して^^(笑)」
最後はそう言って締めた。
「あはははは(笑)ありがとう…(笑)なんか…」
KH「??(笑)」
「アイドルにこんな風に励ましてもらえたら…ヌナ…頑張れそうな気がする!」
KH「(笑)よかった^^(笑)」
「^^(笑)」
さっき…辛くてどうしよう…って思ったけど…。
今…ちょっと楽しい…。
わたし、大丈夫かもしれない…!って思うくらい、今、元気をもらった気がする…(笑)
「キュヒョンは??^^」
KH「ん??^^(笑)」
「彼女^^いるの??^^今^^」
KH「…(笑)」
アイドルが、こんな通りすがりのヌナにそんなこと白状するつもりなんて
サラサラないだろうと思って、からかったつもりだった。
でも、彼の顔を見てればきっと…誰でもわかったと思う…。
618人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
梨子(プロフ) - りかさん» 初めまして( ´ ▽ ` )ノこんばんはー( ´ ▽ ` )ノあはははは笑。初めてのご指摘ですwなんてゆーか…←コレですよね?笑。これが梨子だと思ってご理解いただけるとうれしいです…笑。 (2013年5月30日 1時) (レス) id: 4a1fc78291 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - いつも素敵なお話ありがとうございます(^ ^)次回作も楽しみです! (2013年4月11日 21時) (レス) id: b33f9fd7e7 (このIDを非表示/違反報告)
momoka*(プロフ) - すっごいおもしろかったです** 次回も楽しみにしてまーす。 ~ (2013年4月11日 18時) (レス) id: 54ce496d32 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん(プロフ) - 梨子さん、お疲れ様でした&ありがとうございました!もぉ~ギュったら。。。でもどんなギュでも結局ギュが大好きな『私』。そして梨子さんのお話が大好き!次回作は誰かな、楽しみに待ってます♪ (2013年4月11日 18時) (レス) id: 7f666a764f (このIDを非表示/違反報告)
sasha(プロフ) - いつも楽しく拝見してます〜( *´艸`)ミンくんペンだけど、梨子ちゃんのお話読んだら、ギュにぐらぐら(〃ω〃)次も楽しみにしています♪ (2013年4月11日 17時) (レス) id: 8f1df0361c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ