ボク…は何故ここに…

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どこか、楽しむような声でタブレットは眼鏡の男の発言にチャチャを入れる

ﾀﾌﾞﾚｯﾄ『流石、アズール氏。内申稼ぎキマシタワー。』

ｸﾛｳﾘｰ『みなさん、私の話し聞いてます！？』

獅子の耳『はぁ…。狸捕まえるくらいアンタがやりゃいいだろう、センセー。』

ｸﾞﾘﾑ『オレ様は狸じゃねーって何度言わせるんだゾ！
偉大なる魔法士になる男・グリムとはオレ様のことだゾー！』

少しﾑｯとした表情のアズールし？が

ｱｽﾞｰﾙ『威勢のいい小動物ですね。
リドルさん、お願いできますか？』

ﾘﾄﾞﾙ『違反者は見逃せないからね。
さっさと済ませるとしよう。』


ｸﾞﾘﾑ『見ろ！オレ様はつえーんだゾ！』

ﾊﾞｯ 火を吹き続けるグリムの前に立ちふさがる

A『オイタが過ぎる……』


リドルとアズールがグリムの前に立つより先に急に現れた人物を驚いたような表情で見つめ

ｱｽﾞｰﾙ『っ！？なんという足の早さだ？
先ほどまではカリムさんの前にいたはずですが……』

Aが足を進めればグリムは少し後ずさったのちに

獣『オメー、さっきはよくもビビらせてきたんだゾ！丸焼きにしてやるんだゾー！ん”な”〜〜！』

ｺﾞｫｫｫ! グリムはAに向かって真正面から火を吹いた

ﾘﾄﾞﾙ『っ！危ないっ！！！』

真正面から炎を受けたにも関わらず服すら燃えること無く平然と立ちながらグリムを見下し

A『ｺﾎﾝ、服にススを付けないでもらいたいな……雑魚風情がっ…』ｷﾞﾗｯ

ｸﾞﾘﾑ『オレ様は雑魚じゃねぇんだゾ！
ふなっ！？コイツの目が完全にヤバいんだゾ！？』

ギラつかせる目に気づいたのか反応の遅れ
動揺が手に取るようにわかる

A『で？ボクを丸焼きにするんだろう？
あの程度の炎でどうやって丸焼きにするのか楽しみだなぁ…？

どうした？……来ないのか？
なら、コチラから殺らせてもらおう…
全てを喰らい尽くせ！混沌喰い(カオスイーター)！』

ｽﾞｧｧｧ!! 髪の毛の一本一本が蛇になったかのような影がAの背後から現れたのちに

蛇の影はグリムが放った火を喰い尽くす


ｸﾞﾘﾑ『んなっ！？オレ様の炎がぁ…』


炎が消えた尚も蛇たちの影はユラユラと蠢く


ｱｽﾞｰﾙ『いや〜、魔法の効果を消し去る魔法でしょうかね。なんて素晴らしいんでしょう。
是非欲しい…じゃなくて。絶対に敵に回したくはありませんね』


蛇の影は消えることはなく、容赦なくグリムを襲う

ｸﾞﾘﾑ『コイツ…オレ様を喰う気なんだゾ！！！』

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