成りきりトリッパー戦闘狂は治らないってよ

無茶ができるのは… ページ30

A『目に見える傷は治る♦
それにボクが無理をして怪我をしても治療してくれるんだろう？哀ちゃん♥』

コチラを向き

灰原『当たり前じゃない！
いくらでも治療してあげるわよ！
だから…生きて帰って来なさい…』

(ツンデレ♥)
ｸﾞｯと来るものを抑えてﾆｺﾘと笑みを見せながら

A『Capisco…♠ manterrò la mia promessa, quindi per favore trattami♦
(わかったよ…♠必ず約束は守るから治療よろしく♦)』

不思議そうにコチラを見る哀ちゃん

灰原『貴方たまに喋る言葉は何？
英語圏ではないのはわかるけど…』

コナン『確かにオレもガキの時から聞いてたけどよ…ネイティブ過ぎてわかんねぇ訳じゃねぇみてぇだな』

…2人共 知らなかったんだ

A『ｸｸｸ イタリア語♠
母国語(多分)なんだ♦』

何かを思い出したように

灰原『なるほどね…だから貴方イタリアンしか作れないのね』



治療が終わり情報を提供する事になった

A『桝山憲三及び呑口元議員は逮捕された♠
身柄は警視庁捜査5課と公安が拘束している♣
家族は公安によって保護されたから無事だよ♦』

新一が驚きを露にしてコチラを見る

コナン『ちょっと待て…A、オメェの人脈どうなってんだよ！？
てか、どうして公安と繋がってんだよ…』

正直に言っても問題はないと予想し

A『ボク 公安の協力者になったんだ♠
ピスコを調べていたら拳銃の入手経路が一部明らかになったから公安に情報を送ったら証拠が揃ったみたいで逮捕に踏み切れたみたい♦』

哀ちゃんは腕を組ながら

灰原『貴方はどこまで今回の展開を読んで行動していたのかしら？』

指を4本立てながら

A『1つはあの会場にベルモットが参加していた事…おそらく彼女はピスコのフォロー及び呑口議員殺害失敗時の保険だったんだろうね♠
2つ目はあの会場もしくはピスコの行くであろう建物にジンが直接現れる事♦
3つ目はホテルに公安警察が張っていた事♣
最後に哀ちゃんを怪我をさせずに守りきる事…くらいかな♥』

ため息をつきながら

灰原『…貴方を敵に回したら怖いわね
誰も勝てそうに無いもの…』

妖しく笑みを浮かべながら

A『ボクが敵に回ることは無いよ♠
(今のところはだけど♠)
そういえば…ピスコのファイルから足りない分の薬データ情報は手に入ったかい？』

紙と機械を見せ

灰原『ええ、バッチリよ
お土産付きでね』

A『良かったね♣』


ﾑｯｽ〜とした新一が口を開く

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