見破られたサイコパス ページ24
赤井『ホー…そんな事まで知っているとはな
今なら我々の推薦という形をとれば、そのテストは緩くなるが?』
スッ 足に念を集中させ飛び出し
ガッ 赤井の両腕を拘束して床に組み敷く
赤井は目を丸くさせるが
すぐにポーカーフェイスに戻り
赤井『っ!?…随分と熱烈なアタックだな』
続けようとした言葉を遮り
A『今、ボクが何をしたか…、キミは目で追うことすら出来なかっただろう?
そんな状態でボクを飼い慣らせるなんて笑わせてくれるね♦
それに、ボクはお気に入りの人間以外がどうなろうと興味は無いんだよね♠
例え、助けられる命も目の前であろうと…
ボクは苦しむ姿見たさで…見殺しにする♥』
眉間にシワを寄せて睨むような目付きになるのを確認した後、
艶やかな笑みを浮かべ
A『だって…ボクには関係の無い
でも、友達…あるいは気紛れで助けるかもね♠』
赤井はAの目を間近で見ていたため
嘘をついていないのは容易に気付いていた
そして、ゆらゆらと動く金色の瞳には
FBI捜査官の捜査対象となるような凶悪的な猟奇的犯罪者(サイコパス)の見せる特有のギラギラとした光があるのにも気付いていた
赤井『ホー…我々の見込み違いのようだな…
君は…どうやら捜査官には向いていないようだ
まずは、退いて貰おうか』
スッ 立ち上がり床に組み敷いていた赤井を立たせ
赤井の目と合わせながら
A『まあ、ボクは組織とか上に従うのは苦手なものなんでね♠
友達…、友達ならボクは自らの命を刺し違える事になったとしても助ける♦
今現在の状況としては、利害が一致している限り
ボクはFBIと敵対するつもりは無いよ♣』
いつの間にか、赤井の真後ろに立っていたジェイムズがドーナツの入った箱を持ちながら
ジェイ『君が敵にまわるっていうのは、
考えたくないないね
じゃあ、赤井君 我々はFBIの日本にある
本部に戻るとしようか…』
後ろを向いたのを確認した後、
A『スコッチと明美ちゃんは
ボクが保護している♠
会いたいなら…ボクに言ってくれれば
会わせてあげる♦』
と言い残し、全力で走りドーナツ店へと入店した
赤井は言葉を聞き、驚きのあまり咥えていたタバコを落とした
どういう事か聞くために、後ろを振り替えれば
赤井『っ!?…消えた?』
ジェイ『?…どうかしたかね?赤井君』
赤井『いや、なんでもありません…』
マスタングが走り出した
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猫耳は使い方によって兵器になる(プロフ) - 高田 密(タカダ ヒソカ)さん» スゴい!それは推せます!!!是非とも読みますので作品楽しみに待ってます!!!! (2021年6月11日 17時) (レス) id: 35339377fe (このIDを非表示/違反報告)
高田 密(タカダ ヒソカ) - 待ってるよ、ボクはこの小説好きなんだ!ボクも異次元のスナイパーの小説書こうと思うから、よかったら見てね☆ (2020年9月4日 18時) (レス) id: f7ed0ad24c (このIDを非表示/違反報告)
猫耳は使い方によって兵器になる(プロフ) - リキュールさん» お待たせするかもしれませんが (´-ω-`)気長に待っていただければ幸いです!! (2020年8月23日 17時) (レス) id: d21bffeb87 (このIDを非表示/違反報告)
リキュール - あぁぁぁぁあああ!!!!!神です!!あなた神です!!ありがとうございますぅぅぅ!!僕、楽しみにしています!!!!! (2020年8月23日 15時) (レス) id: f7ed0ad24c (このIDを非表示/違反報告)
猫耳は使い方によって兵器になる(プロフ) - リキュールさん» 1ヶ月お待たせしてしまいスミマセン!ありがとうございます!ジンさんはこれから少しずつ煽り戦い、そして( *´艸`)な絡みを書いていこうと思っています! (2020年8月18日 13時) (レス) id: d21bffeb87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫耳は使い方によって兵器になる | 作成日時:2020年4月4日 13時