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気づけば俺はAちゃんに被さってて、そんな俺をAちゃんは真っ赤な顔で見上げていた。
俺、だいぶかっこ悪いな。
一緒に寝たら我慢できなくなるって公言して、結局彼女と見つめあってしまえばそんな決意あっという間に壊れて。
一線を越えるっていうのは、キスとは違う。
女の子にとってはキス以上に凄く重要なことで、簡単にするもんじゃない。
それは、わかってるのに。
佐久間「…Aちゃん、ごめん…」
やっぱり、我慢できそうにない。
こんなに好きなのに触れられないなんて、耐えられる気がしないよ、俺。
A「…約束、してくれますか？」
佐久間「ぇ？」
A「一生そばに居てくれるって約束してくれますか？」
佐久間「…っ、」
嬉しくて、泣きそうで、悔しい。
そっと俺に触れる彼女の手は震えていた。
A「正直に言うと少し怖い。でも、大介くんとなら…その、したいって思うよ。」
佐久間「！」
A「だから、そんな顔しないで。」
佐久間「…どんな顔、？」
A「…つらそうな顔。」
ごめんね、と小さく呟いた彼女を抱きしめる。
背中に回るAちゃんの腕は力強かった。
佐久間「一生大事にする。幸せにするから。」
A「…うん。」
佐久間「だから、いいですか。」
A「……うん。」
微笑む彼女がすごく愛おしくて、胸がいっぱいになった。
佐久間「…好き。」
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桜海(プロフ) - acoさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいですとても嬉しいです。次回作の時もよろしくお願いします！ (2020年12月20日 13時) (
レス) id: 7eb27f355d (このIDを非表示/違反報告)
aco(プロフ) - 完結おめでとうございます！終わってしまうのがすごく寂しいです。真っ直ぐな事って大事なんだなって改めて思いました！ごれからも応援しています！ (2020年12月20日 13時) (レス) id: fa0e891597 (このIDを非表示/違反報告)
桜海(プロフ) - 雪の王子様さん» ありがとうございます！これからも頑張りますので、今後もよろしくお願いします！ (2020年10月17日 21時) (レス) id: 7eb27f355d (このIDを非表示/違反報告)
雪の王子様 - 移行おめでとうございます！作品ずっと読ませていただいていますがとても面白いです！これからも頑張って下さい！ (2020年10月17日 20時) (レス) id: b4433ca6b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜海 | 作成日時：2020年10月16日 22時
