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女の子に話し始めて少しすると、不機嫌そうな顔をして俺の服の袖を掴んできたAちゃん。
それに戸惑いながらも女の子に断りを入れると、ますますその力が強まる。
もしかして具合悪い?疲れちゃった?
どれも首を降るから、訳が分からなかった。
佐久間「…やきもち?」
半分冗談だった。
だけど、それを問いかけてすぐにAちゃんの顔が真っ赤に染まる。
佐久間「…それ、可愛すぎ。」
A「へっ、」
いつもなら聞くことのないだろう彼女の間抜けな声ごと飲み込んだ。
初めて触れた唇は想像以上に柔らかくて甘い。
くせになりそうだ。
佐久間「…」
俺悪くないだろ、これは。
可愛すぎるこの子が悪い。
俺、お遊びでAちゃんのこと好きなわけじゃないよ。
ずっと見てきたから、わかっちゃうよ佐久間さん。
その顔は、図星だって顔でしょ?
それはつまりさ、俺の事好きってことでしょ?
A「だい、す____っん、」
何度も、何度も。
弱々しく俺の服を握るAちゃんを見て、耐えられるわけが無い。
唇を離した頃にはAちゃんはゆでダコ状態。
佐久間「…ね、Aちゃん。」
A「っ!」
佐久間「嫌だった?」
ウィッグを取ればサラサラと落ちてくる長い髪。
それをAちゃんの耳にかけて、下から顔を覗き込んだ。
A「ぁ…」
佐久間「…嫌?」
A「っ……ゃ、じゃ、なぃ…」
人のいないこの場所でも聞こえるか聞こえないか微妙な声。
身体を震わせながら涙目で見つめてくるその姿に、俺の理性が壊れるまで、あと_______
佐久間「好き。」
A「っ!」
佐久間「好き。大好き。」
A「なっ、へ、あ、ちょ…んぅ、」
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桜海(プロフ) - 雪の王子様さん» いつも読んでくださり、ありがとうございます!天才だなんて言われたことはなく、凄く嬉しいです、ありがとうございます!これからもキュンキュンドキドキさせられるよう頑張っていきたいと思っているので、よろしくお願いします。 (2020年10月5日 6時) (レス) id: 7eb27f355d (このIDを非表示/違反報告)
雪の王子様 - コメント失礼します。率直に言うと桜海様、あなた天才です!すごくキュンキュンしますし、想像もできて読んでいてドキドキが止まりません!このあとの展開がどうなって行くのかすごく気になります。これからも頑張ってください! (2020年10月4日 23時) (レス) id: aef40a82b9 (このIDを非表示/違反報告)
桜海(プロフ) - さくまりさん» はじめまして!いつも読んでくださりありがとうございます!私も書いていていつ報われるのか、作者なのに気になっています、笑 お星様ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2020年8月11日 8時) (レス) id: 7eb27f355d (このIDを非表示/違反報告)
さくまり(プロフ) - はじめまして!作品いつも楽しみに読んでいます!佐久間くんの片思いはまだまだ先が長いようで…私も親心のように見守ってます(笑)余談ですけどお星様1票目いただきました!これからも更新楽しみに待ってます! (2020年8月10日 22時) (レス) id: fd6b65100e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜海 | 作成日時:2020年8月10日 21時