四十 ページ44
泰三「あ?んだと?」
遥「だから、頭悪いのって言ってんの。意味わかる?」
泰三「てめぇ、舐めた口聞いてると斬るぞ」
遥「斬る?アンタが?無理無理、ガキみたいな脳ミソしてるアンタに斬れるわけないでしょ」
泰三「なっ…!」
男は顔を真っ赤にしてこちらを見る。
泰三「女だからって調子にのんじゃねぇよ!!」
そう言って拳を振り上げる男。
…うわ、おっそ。
((ヒョイ
泰三「っ…!?」
遥「体ガタ来てんじゃない?オジサン」
泰三「くっそ!!!」
遥「…」
え、何こいつ…
こんなに殴りかかってきてんのに全然当たんない。
…弱すぎね?
泰三「はぁ…はぁ…」
遥「そんなに上手くいくわけないでしょ。人生なんて我慢の連続なんだよ」
泰三「…っ…」
遥「自分が1番偉いわけじゃねぇんだよ!年下の女虐めてる暇があるんだったらその少ない脳ミソに人間関係のあれこれ叩き込んでこい!!」
まぁ人間関係のあれこれ諦めてる人間が言っても説得力ないけど。
…いや、諦めてないし?
ある程度の常識はあるつもりだし?
仲間作り頑張ったし?
ふと、ふわふわした茶色が目に入った。
遥「あ」
「う」
振り向くと後ろにビクビクした女と山姥切国広がいた。
見るからに弱そう。
遥「…えーっと……大丈夫?」
女子と話すのなんて久々で、何を話せばいいかわからない。
奏さんは女子というか男子というか師匠だし。
遥「……手」
「え?」
遥「手、貸そうか」
「((パァァ」
うわ、すごい嬉しそう。
「あ、ありがとうございました!」
遥「いや、別に」
「後日お礼させて下さい!あ、お名前は__」
急に饒舌になった女子は、アタシを見て目を見開いた。
「危ない!」
遥「え?」
後ろには、刀を構えた一期一振がいた。
遥「っ!」
泰三「やれ!一期一振!!」
アタシは左で女子を抱え込み、咄嗟に右腕を出してしまった。
((ストン
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つるいち@政成(プロフ) - 蓮さん» お返事ありがとうございます!そうだったのですね、了解しました。更新楽しみにしております♪ (2017年12月20日 1時) (レス) id: 4f00fb374b (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - つるいち@政成さん» すみません、作成中でしたので一時的にパスワードを設定させていただきました。パスワードはもう外したので、自由に見れるようになりました!読みたいと思ってくださったのがとても幸せです。ありがとうございます!今後もよろしくお願いします! (2017年12月20日 1時) (レス) id: 7eb27f355d (このIDを非表示/違反報告)
つるいち@政成(プロフ) - はじめまして。この小説の続きを読みたいのですが、パスワードがわかりませんので、ぜひ教えて頂きたいです。こちらからのコメントで申し訳ありません(><) (2017年12月20日 0時) (レス) id: 4f00fb374b (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - ユーさん» 貴重なご意見ありがとうございます!挑戦してみます! (2017年12月11日 19時) (レス) id: 7eb27f355d (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 続きが早くみたいです!!!!後、個人的に女審神者の戦闘シーン的なものが見たいです!なんか、チートっぽいし、できそうな気がします。更新、頑張ってください!!!! (2017年12月11日 15時) (レス) id: 51d1ba9355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜海 | 作成日時:2017年7月31日 19時