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二十七 ページ30

遥「アンタは、みんなが翼を忘れたって言いたいの?」
一期「それは…」
遥「そう思ってるなら、アンタ馬鹿だ」




馬鹿と言われたのが心外なのか、目を見開き少し顔を赤くする一期一振。




遥「みんなは翼を忘れたわけじゃない、乗り越えたんだ」
一期「!」
遥「みんなは翼という主と薬研藤四郎という仲間を亡くした。でもその受け入れ難い真実を受け入れて、過去として背負ったんだ」




亡くなった人はもう帰ってこない。

それは変えようのない真実。




遥「現実から逃げてるのはアンタだ。あった事を、翼の一部の人生を忘れようとしてるのはアンタだ」
一期「…」
遥「まぁ、毎日墓参りするのはいい事だと思うけど」
陸奥守「主ー、膝丸が呼んどるー!」
遥「膝丸…あぁ、あのブラコン野郎か。わかった、今行く!…じゃあね」









遥「…」
膝丸「…すまない」
遥「…どこから入ったの、こいつ」
膝丸「俺もわからん」
陸奥守「いやぁ、可愛い子猫じゃのぅ〜」




膝丸に呼ばれて庭に行くと、大きい木に登って降りれなくなったっぽい子猫がいた。

ちっさいなぁ…




遥「アタシよりあのガングロの方が猫の扱い上手いんじゃないの?」
膝丸「大倶利伽羅のことか?俺はあまり奴と話さなくてな。頼りやすいのは主しか」
遥「ちょっと待って」
膝丸「?」
遥「…アンタ、今アタシの事主って言った?」
膝丸「?あぁ」
遥「なんで!?」




膝丸は翼が死ぬ2、3日前に顕現したらしく、あまり翼と薬研藤四郎に思い入れが無いとの事。

…なんか最近翼が不憫に思えてきた。

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つるいち@政成(プロフ) - 蓮さん» お返事ありがとうございます!そうだったのですね、了解しました。更新楽しみにしております♪ (2017年12月20日 1時) (レス) id: 4f00fb374b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - つるいち@政成さん» すみません、作成中でしたので一時的にパスワードを設定させていただきました。パスワードはもう外したので、自由に見れるようになりました!読みたいと思ってくださったのがとても幸せです。ありがとうございます!今後もよろしくお願いします! (2017年12月20日 1時) (レス) id: 7eb27f355d (このIDを非表示/違反報告)
つるいち@政成(プロフ) - はじめまして。この小説の続きを読みたいのですが、パスワードがわかりませんので、ぜひ教えて頂きたいです。こちらからのコメントで申し訳ありません(><) (2017年12月20日 0時) (レス) id: 4f00fb374b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ユーさん» 貴重なご意見ありがとうございます!挑戦してみます! (2017年12月11日 19時) (レス) id: 7eb27f355d (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 続きが早くみたいです!!!!後、個人的に女審神者の戦闘シーン的なものが見たいです!なんか、チートっぽいし、できそうな気がします。更新、頑張ってください!!!! (2017年12月11日 15時) (レス) id: 51d1ba9355 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜海 | 作成日時:2017年7月31日 19時

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