晨光

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居酒屋の個室に入り、各々お酒やソフトドリンクを頼む。



私は緑茶を頼んだ。








向井「酒飲まへんの？いつも浴びるように飲むやん。」


A「さっきまで飲んでたんだし、さすがに控えるよ。」


向井「そかそか、偉いえら＿＿＿＿＿」


A「待って、触らないで、手をこっちに向けないで。」


向井「めぇめぇ…」


「俺羊じゃねぇ。」








隣に座っているどえらいイケメン(向井には適わないけど)に泣きつく向井を気にせず、ほかの人たちが話しかけてくる。



こいつら、向井の扱い慣れてやがる。








「ごめんね、巻き込んじゃって。」


A「いえ、あそこで騒いでた私も悪いので。」


ラウール「今日はふっかさんの奢りなんです！」


A「ふっかさん…」


深澤「あぁ、俺の事。深澤辰哉だから、ふっか。俺もタメ口で話すし、気軽に話してよ。」








後輩から好かれそうな人だ。



気軽に話せと言われて遠慮する理由もないし、そうしよう。








A「つづりなつきは芸名で、本名は綴Aって言います。そっちで呼んでもらったほうがありがたい。」


深澤「おっけ。よかったなラウール。」


ラウール「うん！つづりんとまさかこんなに話せるなんて…！」


A「つ、つづりん…？」








聞けば、ファンの間で呼ばれているあだ名らしい。



というか私にそんなたくさんファンがいることにビックリ。



まぁ私美人だしな。








向井「こっちはしょっぴー！で、めめ！」


A「いや、あだ名で呼ばれてもわからんし。」


向井「少しはSnow Manのこと調べぇや！」


A「調べてるけど、あだ名はさすがにまだわかんないよ。」


向井「めめが目黒蓮、しょっぴーが渡辺翔太！」








もーと顔を膨らます向井。



なんも怖くない。



可愛いだけ。



あー推しの怒り顔可愛い。



拝むわ。








渡辺「Aちゃん、なんかイメージ違うね。」


A「美人がみんなBARにいるってイメージは偏見。美人だって居酒屋くるし、ビールイッキ飲みくらいするし。」


目黒「ぶはっ。」


A「ほら、イケメンだってお酒吹き出すじゃん。」


深澤「あれ、それ緑茶だよね、アルコール入ってないよね？」


向井「普段からこんな感じよ、Aは。」








普段から酔ってると言いたいのか貴様。

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