晨光

報告のその後 ページ37

渡辺「やっとかよヘタレ。」


向井「酷ない！？」


宮舘「まぁまぁ翔太。康二達には康二達の付き合い方があるんだから。」


渡辺「いやだって、半年経っても手出してなかったとか、男じゃなくね？」








なぜか今日の俺の様子で一線を超えたことを察した舘。



そしてお馴染み片割れにそれが伝わり、俺は散々罵られてる。









深澤「はよぉー…って何、康二なべに怒られてんの？」


渡辺「ふっか！こいつ今日初めて抱いたんだと！」


向井「あああああそない大きな声で言うことじゃないやろ！！」








しょっぴー(5)は今日もご健在。



ふっかさんの後ろにいた阿部ちゃん達にまで伝わってしまった。



1番聞かれたくなかったラウにまで伝わり、予想していた通りラウは目を輝かせて詰め寄ってきた。









ラウール「どんな感じだった？」


深澤「パパー。」


岩本「おいラウ、あんま追い詰めてやんな。」








ラウがいなくなったとしても、俺には敵がわんさか。



珍しく大人しい佐久間くんに助けを求めることにした。








向井「佐久間くん助けて〜！」


佐久間「…」


向井「…佐久間くん？」








突撃したことに怒ってしまったのだろうか。



不安になって顔を覗き込む。



するとなんと。



佐久間くんの顔は真っ赤に染っていて、口をキュッと結んでプルプル震えていた。








佐久間「っっっっっ」


向井「え？えっ？」


阿部「康二、佐久間放っといてやって。」


渡辺「でた、ピュアさっくん。」


向井「えっ？うそ、え！？さっくん超可愛ない！？」








その後は俺をいじめていたことも忘れ、みんなの標的は佐久間くんに移った。



その後拗ねた佐久間くんの機嫌を治すことに苦労することになるのは、誰も知らない。

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