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ソファに座って、2人で肩を並べてテレビを見る。



そこには先週撮った俺たちSnow ManとAの共演したテレビが流れていた。








深澤《康二とつづりなつきさんは、なんと高校の同級生!なんですって!》


佐久間《ぅえーーー!?》








「この佐久間さん、大袈裟すぎない?」と顔を顰めるA。



この前のあの事件の日、キスをしてから俺たちの物理的な距離は前とは比にならないくらいのスピードで縮まった。



精神的な距離はとっくのとうにゼロやけどな??



今ではこうやって肩をくっつけてテレビを見ることができるようになり、Aのことを近くから見つめることができる。



それがとても嬉しかった。



さすがに、その…そういうことはまだしてへんけど。








佐久間《え、仲良かったの?》


向井《バリバリ良かったで!俺とAと、あと2人クラスメイトでイツメンやったもんな?》


A《そうだっけ?》


向井《おい!》


A《あはは!》








その後も呼び方の話、高校時代の思い出、色々なことを聞かれ、書道家つづりなつきの登場。








向井「あのゴムな、実は俺のやねん。阿部ちゃんが気きかしてくれたんよ。」


A「は???墓作る???」


向井「作らんくてえぇわ!なんですぐ墓作ろうとすんの!」








わちゃわちゃと騒いでいるうちに画面にAの書いた “ 晨光 ” という文字が映し出される。








深澤《なんて読むんですか?》


A《しんこうです。夜明けとか朝の陽の光って意味があって。Snow Manの皆さんは夜明けのような明るい希望を世界中に届けている方々なので、この言葉を書かせていただきました。》








A「晨光って、ほぼほぼ康二に向けた言葉なんだけどね。」


向井「え?」


A「康二といると元気になるから。」








コテン、と肩に頭を乗せるA。



愛おしくてたまらない。








向井「今すぐは無理やけど、いつか一緒になろな。」


A「なにそれ、プロポーズ?」


向井「プロポーズの予約。」


A「推しからのプロポーズとかやば。」


向井「推しやない!」


A「彼氏、でしょ?」








そっと重なった唇が、いつまでも自分のものでありますように。


















































END

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桜海(プロフ) - 楓さん» ありがとうございます! (2020年7月22日 8時) (レス) id: 7eb27f355d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - とても面白かったです!!!次の作品もたのしみです。 (2020年7月22日 1時) (レス) id: a54334f665 (このIDを非表示/違反報告)
桜海(プロフ) - かなさん» コメントありがとうございます!楽しく見てくださっているのなら幸いです。これからもよろしくお願いします! (2020年6月18日 22時) (レス) id: 7eb27f355d (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - パパのセコム入りますも好きですし不倫報道ってあの人のことなのかなとか面白かったです!更新楽しみにしています! (2020年6月18日 18時) (レス) id: cf09c904b0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜海 | 作成日時:2020年6月11日 23時

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