【HQ!!】陽キャとイケメンが嫌いな高校生【男主】

9話 ページ10

影山｢黒崎。何でそんなに嫌なんだよ｣

『…………は？』

澤村｢おい影山…｣



俺を連れてきた元凶の影山がそう聞いてきた

何でそんなに嫌か？



『…はっ、話したところで君じゃ理解できないだろ…』

影山｢それは話してみなきゃわかんねェだろうが！！！｣

『…何で君に話さなきゃいけないのさ……友だちでもないのに君に……』

影山｢ッテメェ…！｣



これだから陽キャもイケメンも嫌いなんだよ…

大体性格悪い奴しかいないから



澤村｢落ち着け影山。｣

影山｢………………｣

『…見学だけでも、ってしつこく言ってきたのはそっちなのに…全然練習しないし…俺来た意味ないでしょ…ただ連れてこられて見せ物にしてるだけじゃん……』



もうヤダ、帰っていいかな

俺が来たから練習止まってるじゃん…

もうすぐ練習試合あるんでしょ…？

俺に構ってないで練習しとけよ…



清水｢……大丈夫？｣

『……えっ…あっ、いえ…』



急に美女が話しかけてきた

何で、無理なんだけど

まだ静かそうだからギリギリ大丈夫だけど…

あと普通に見た目からして良い人そう…



清水｢…もう少しだけ待ってて。｣



そう言って美女は陽キャとイケメンの中に突っ込んで行った

ひぃ…ホント無理……



清水｢…練習、しないの｣

澤村｢あっ、そうだったな…黒崎くんが気になってたもんだから…一応見学だったな。お前ら練習始めるぞ！！！｣

｢｢あっ、オオース！！！｣｣



そう言ってやっと練習を始めたバレー部

そして俺のところに向かってきた美女



清水｢囲まれててびっくりしたでしょ。しばらくは話しかけられないと思うから安心して｣

『……えっ…あっ…』

清水｢じゃあ私マネージャーの仕事あるから｣

『えっ…まっ…！』



俺は去ろうとする美女の腕を咄嗟に掴んでしまった

それに美女はめっちゃ驚いてた

ごめんなさい俺も正直自分で驚いてます

俺はすぐにパッと腕を離した



『ごっ、ごめんなさい…えっと、あの、ありがとうございました…』

清水｢…どういたしまして｣



そう言って美女は微笑んで去っていった

…死ぬかと思った

けどよく言った自分



_______________



普通に見学していて、急にミニゲームやるとか言い出した。



清水｢面白いの見れるから楽しみにしてて｣

『えっ…あ…はい…？』



美女にそう言われ、よくわからないけどミニゲームを眺める

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