40話 ページ41
まだお誘いを頂いてる段階のようだったが、バレー部のメンバーは行きたがっていた。
本当に意味がわからない。
合宿とか死ぬほどしんどいのに何で自ら死に行くんだろ。
武田先生は職員会議があるとかで去っていった。
澤村「よっしゃランニングー!!」
「「うおーーっ!!!」」
澤村「黒崎もランニングな!」
『えっ、あっ、いや、でも俺見学で…』
澤村「見学なら着いてこないと見れないだろ?」
『ヒュッ、』
悪意の無いその一言に心臓をギュッと潰された気分になった。
『おっ、俺っ、やっぱりバレー部無理、パワハラ、先輩からの、圧力…』
澤村「えっ、あっ、ごめん!?そういやブランクあるもんな!無理にとは言わなっ、」
影山「走れんだろ黒崎、なぁ?」
『おっ、俺クラスメイトにいじめられたので明日から不登校なりますっ…』
影山「おい。」
月島「割と元気だよね。」
結局俺まで走ることになった。
西谷「にしても全然息きれてねえな!ブランクねえじゃねえか!」
『ひっ、あっ、いや、その、べ、別に…』
西谷「なんて!?」
『……………』
縁下「やめてやれ西谷。」
逃げたい…
日向「すげえな黒崎!見た感じ全然運動できなそうなのに!」
後ろからそんな声がし、俺は咄嗟にスピードを上げ逃げた。
日向「おっ、競走する!?負けねー!」
影山「おいすんなら声かけろよ!!」
『しねえよ!!!』
菅原「黒崎速ー…」
山口「確か体力で黒崎かなり上位取ってなかったっけ?」
月島「…確か2位くらいだったはず。」
田中「ブランクとかねえじゃん!」
澤村「でも真面目に体力テストとか受けるんだな、意外。」
東峰「でもわかるかも。確か上位に入ると図書カード貰え…」
「「……………」」
「「(絶対その図書カード狙いだな…)」」
『ヘクシッ…』
…風邪、引いたか?
日向影山「「うおおおおお!!!」」
『ヒィッ!?ちょっ、あっ…』
後ろから追いかけてきた日向と影山は俺を無視し、先を走っていった。
…勝負事になると周りが見えなくなるんだな。
とりあえずイケメンと陽キャに追われる地獄からは解放された。
そう思い、力強く拳を握りしめた。
『…急にスピード上げたから…死ぬ…』
俺はその場に倒れ込んだ。
【黒崎A ステータス スタミナ 3】
澤村「うおっ!?大丈夫か黒崎!?」
菅原「旭!黒崎抱えて走れ!」
東峰「お、俺!?…って軽!?怖い怖い軽すぎる待って!!」
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まかろん - もう更新しないんですか?? (2022年5月1日 20時) (レス) @page38 id: 7604884714 (このIDを非表示/違反報告)
パインじゃむ - 影山との絡み好きすぎる、、もっとやって!!(大声) (2022年2月12日 14時) (レス) @page6 id: a53206b000 (このIDを非表示/違反報告)
ななか(プロフ) - 私に似てる、、、、、、悲しみ(´ཀ`」 ∠) (2021年12月25日 22時) (レス) @page34 id: f92900457f (このIDを非表示/違反報告)
陰キャオタク(ブス) - 面白いw更新がんばってください (2021年12月15日 18時) (レス) @page34 id: 126e1017c4 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ(プロフ) - 続きを!!!!!! めっちゃ好きです!! (2021年5月21日 22時) (レス) id: 43a47d8e0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なーー | 作成日時:2020年11月22日 21時