【HQ!!】陽キャとイケメンが嫌いな高校生【男主】 (ページ15)

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14話ページ15

俺が来たのは体育館。

扉を開けてある人を探す。

澤村｢…黒崎！？｣

『ヒッ…！』

影山｢…黒崎？どうしてここに…｣

『ッ…えっ…あっ…えっと……あ！しっ、清水先輩…！』

俺は清水先輩を見つけて駆けつけた。

田中｢潔子さんに何の用だ！？｣

西谷｢まず俺らに説明してからにしろよ｣

『ヒィッ…あっ……』

清水先輩の所に向かおうとしたら坊主と小さい陽キャが立ち塞がった。

それどころじゃない。

とりあえずまだ普通に話せる清水先輩に言いたい…！

清水｢退いて、邪魔｣

清水先輩はそう言って坊主と小さい陽キャをノートで頭を叩いた

清水｢どうかした？｣

『あっ…あのッ…！えっと…と、とりあえず来てください…！むっ、向かいながら説明します…！』

俺はそう言って清水先輩の腕を掴んで体育館を出た。

田中｢ちょっ、待てやゴラァァァ！！！｣

縁下｢止めとけ田中、西谷｣

西谷｢何でだよ力！｣

縁下｢お前ら見えてなかったのか？アイツの顔｣

田中西谷｢｢は？｣｣

月島｢…黒崎。めっちゃ顔真っ青で焦ってるようでしたよ。まるで人でも殺したかのように…ハハッ｣

山口｢怖いよツッキー…けど確かにそうだったね｣

菅原｢…そう言えば日向は？休み？｣

影山｢いえ、普通にいました。｣

東峰｢日向が遅刻とか珍しいなぁ…｣

菅原｢(……まさか…な)｣

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清水｢ちょっ、どうしたの？｣

『わ、わざとじゃないんです…！おっ、俺が…あのっ…オレンジ髪の人！突き飛ばして…！その勢いで地面に床打ち付けちゃって…！息はしてたので…多分気絶しちゃって…！』

清水｢そっか。大丈夫だよ｣

そう言って走りながら清水先輩が俺の背中を叩いた。

急いで教室に向かう。

教室に着いて清水先輩はすぐ倒れてる陽キャに駆け寄った

清水｢日向！日向起きて！｣

日向｢……え…？あれ…？おれ…｣

清水｢良かった。地面に頭を打ち付けて気絶したらしいよ｣

日向｢……あ…く、黒崎は！？｣

清水｢そこにいる。体育館まで来て私を呼んできてくれたの。｣

日向｢…あー…ご、ごめんな？黒崎…｣

『…いっ…や……別に……けど……ホント…俺に関わらないでくれ…！』

と、とりあえず…俺が言いたいことは言えた。

日向｢…ごめんな。もう関わらない｣

ああ、そうしてくれ。

誰も俺に関わらなくていい。