南波刑務所の問題副医院長！2

囚人番号MO.63 ページ19

夜10:00

猿「おいA、早く入ってこい。」

『ほんとに寝るのぉ…？』


5舎の仮眠室ではAと猿門がうだうだしていた。

猿「寝るっつったら寝るんだ！」

『うぅ…』

恐る恐るAが部屋に入ってくる。

ちなみに雉から貰った狼風パジャマである。

猿(うぐ…可愛いな…)


『よ、よろしくお願いします…』

猿「んなビビんなって。ほら。」

自分の横をポンポンと叩く猿門。


(くっそ…なんでこいつ冷静なんだよ…。
ええい、もうなんとでもなれ！)

勢いよくベッドに入るA。

猿「よし。んじゃ、寝るぞ」

そう言ってぎゅ…とAを抱く。


(!!!!!ヤバいヤバい近い近い暖かい！)

『さ、猿門！やっぱり…』

やはり恥ずかしい。1人で寝ると伝えようと思いAが顔を上げるとそこには…

顔を真っ赤にする猿門がいた。


『猿門お前…』

猿「う、うるっせぇ！こっち見んな！」

『おやおやお顔が真っ赤でございますわよ？(ニヤニヤ)』

猿「お、おだまり遊ばせ！寝ろ！おやすみ！」

『あはははっおやすみ。』

2人は深い夢の世界へと落ちていった。




翌朝

『きぃっじちゃん、おっはよー！！！』

雉「あら、朝から元気ね」

『うん！超元気！』

雉「ふふふ、よく眠れたの？」

『そりゃもうぐっっっすりでした！』

雉「良かったじゃない。

ところであたし考えたんだけど、


あんた達同棲しなさいよ。」

雉から爆弾投下である。


『へ…？』

雉「そうすれば毎日一緒に寝ることになるし、Aちゃんの睡眠不足も解消されるでしょ。

うん、やっぱりそれがいいわ。ちょっと看守長にかけあってくるわね♡」

『え…ええええええええええええええ！？』

Aの叫び声が朝の南波に響き渡った。








ということで次回から同棲始まりまーす。

更新遅れて申し訳ない！

今日から夏休みなのでバンバン更新頑張ろう！おー！

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