番外編 辰己琉唯の嫉妬２ ページ12
辰己side
最近、彩花が楽しそうです。
俺の寮に遊びに来てます。
そういえばおいしいカフェを見つけたって言ってたっけ。
『琉唯！私、お茶買ってくるね！』
辰己「うん。気を付けてね。」
『はーい』
スマホ置いてっちゃった。
でもすぐそこだし大丈夫か。
プルルルルルル プルルルルル
ん？彩花のスマホだ。
月岡、紬？
辰己「誰だろ(ﾎﾞｿ)」
男の人？かな？アイコン男の人だし。
誰だろ。
彩花が浮気とかないだろうし。
『ただいま。ねーねー琉唯！コーン茶売ってたから買ってきたよ！』
辰己「本当に？珍しいね。ありがとう。」
『私にもちょっと頂戴ね！』
辰己「もちろん」
プルルルルル プルルルルル
『あ、紬さんだ。』
さっきの電話の人だ。
『もしもし？
あ、紬さん！
そーなんですか？万里君といったカフェ。
万里君がおすすめなんですね！』
楽しそうに笑顔で話す彼女を見てわからない相手に妬いている自分がいる。
そんな彼女を後ろから抱きしめた。
『え！？
あ、いえ何でもないです。
すみません！明日またかけなおします。』
やっぱり電話越しに聞こえてきた声は男の声だった。
ピッ
『琉唯？いきなりどうしたの？』
辰己「……」
『琉唯く〜ん？話してくれないとわからないよ。』
辰己「今……話してたのって…………誰？」
『劇団員の紬さん。おいしいカフェ教えてもらってるの！』
辰己「彩花？」
『なに？……チュッ、んっ、はぁ』
辰己「あんまり劇団の人と仲良くしてると嫉妬しちゃうから。」
『琉唯、大好き。』
辰己「本当にずるいよね。
久しぶりだしいいよね？」
俺は姫抱きにしてベッドまで運んだ。
辰己「俺は姫先輩って呼ばれてるけど
俺にとっての姫は彩花だよ。」
その日から俺のライバルは、星谷だけじゃなくて月岡さんっていう人も増えた。
⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪⚪
番外編どうだったでしょうか？
楽しんでいただけたら嬉しいです。
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ミソラ(プロフ) - 五月七日さん» ありがとうございます！お待たせしました！更新頑張ります！ (2018年9月22日 22時) (
レス) id: a6b15b12f2 (このIDを非表示/違反報告)
五月七日(プロフ) - 好きです！凄く好きです！凄く面白いし応援してます！更新待ってます！ (2018年9月19日 11時) (レス) id: 5bf48274f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミソラ | 作成日時：2018年8月12日 18時
