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決断ができ、わたしは慎さんたちに向け、
「えっと、これからよろしくお願いします。」
と、頭を下げた。
「その言葉、待ってました。」
と、北人くん。
暖かい雰囲気と満面の笑みを浮かべたさつきをみて、わたしの頬も自然と緩んでいた。
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side,M
あれから数週間、Aさんたちの身にもなんの変化もなく過ごしながら、
僕は、あの日Aさんたちの店に来た組を特定するためにパソコンと向かい合っていた。
「慎？なにかわかったん？」
「あぁ、壱馬さん、あの、この人って、」
「、は」
壱馬さんも驚く、パソコンの画面に写った人物。
「神谷、健太、」
この部屋の空気が冷える。
だってこの人は、陸さんの側近�爐世辰伸畤佑世�ら。
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作者名：弥宙 | 作成日時：2022年2月3日 16時
