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昨日の夜、慎から電話があった。
まだ姉ちゃんのすべては調べきれてはいないが、
姉ちゃんが危ない目に合うかもという内容だった。
「わかった。明日連れてくわ。そこで話する。」
『わかりました。』
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「あ、さつき、こっち、」
「A、おはよ。」
「おはよ。」
壱馬に言われてたから、家近くのコンビニで待ち合わせた。
「で、弟は?」
「あぁ、もうすぐ来るよ。」
「姉ちゃん、」
「あ、壱馬、」
「、Aの友達のさつきです。」
「弟の壱馬です、ども、」
さつきもなんか警戒してる。
まぁ、無理もないのかな、
「で、どこ行くの、?」
「青山組って、しらん?」
「え、?」
「、ここらへんにいるヤクザのことですよね。」
「さつき、?知ってたの?」
「、昨日、ミサさんが誰かと電話してるの聞いちゃってさ、」
「、そうだったんだ。」
「その、青山組、?がどうしたの、?」
「、」
そうわたしが聞く。
さつきははぁ、とため息をついた。
そして、
壱馬が口を開いてこう言った。
「俺、そこのメンバー、なんよな。」
「、え?、」
「え、じゃあヤクザってこと?、」
「そゆこと。」
「、ちょっとまってよ、笑」
『姉ちゃんたちが思ってるほどの怖い人たちやないで。』
『青山組は。』
その壱馬の言葉を信じ、さつきと一緒に壱馬についていった。
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作者名:弥宙 | 作成日時:2022年2月3日 16時