検索窓
今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:29,464 hit

. ページ14

.









「えっ、」





思わずこぼれてしまった声。





『お嬢さん、知ってるのかい?』


「あっ、いえ、全然知りません。」


「、わたしも知りません。」






なんで、彼が写ってるの、?







「なぜ、この人たちを、?」


『ちょっとねぇ、うちの後輩がこいつらにやられたもんで、』


「そ、そうなんですね。」







冷や汗が背中を伝う。

さつきも、青ざめたかおをしている。









『まぁ、この2人のことはまだ調べ中なんですけどねぇ、』


『きっと、また会うことになりますよ?お嬢さん。』









鳥肌がたった。疑惑が確信に変わった瞬間。








『まぁ、見たことが無いなら良いです。』


『では、』







そう言って、わたしに微笑んでからその人たちは店をでた。

その瞬間、足から崩れ落ち、床に手をついた。







「Aっ、どうしよ、」


「なんでっ、壱馬と、北人くんが、?」


「A、落ち着いて!」










「今日はもう、帰った方がいいんじゃない?」


「ミサさん、?」


「ああいう奴らもそこまで馬鹿じゃない。きっとAちゃんのことも調査済みのはず。」


「やっぱり、あれ、Aの弟、」













彼女はここの店長。わたしたちと同じ、子供のころにいろいろあって、わたしたちのよき理解者でもある。








「女の子2人だと危ないか、あ、じゃあ、藤原くん、2人のこと、そこまで送ってやって?」


「え、僕ですか?」


「そう。あなたなら、2人と年も近いだろうし、」


「、わかりました、」











.


















「A、行こ、立てる?」


「え、あっ、うん、」








頭のなかが混乱していたが、さつきの一言で我に返る。















.

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
297人がお気に入り
設定タグ:therampage , 川村壱馬
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:弥宙 | 作成日時:2022年2月3日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。