ゲーム実況者の少女と苺王子たち

5くま 〜るぅとくんside〜 ページ7

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ



る「はーいっ」


家のインターホンが鳴り、僕は鞄を持って玄関へ行く


莉「るぅとくん、おはよー！」



迎えに来たのは、同じグループの莉犬



僕たちはすとろべりーぷりんすという6人組のグループで歌い手として活動をしている



通学路を莉犬と歩いていると、いつもの場所で残りのメンバーのなーくん、ジェルくん、さとみくん、ころちゃんが待っている



ジ「お、1年組来た！」


な「2人ともおはよう」


莉「おはよー！」


る「おはようございます」



僕たちはいつも待ち合わせをしてみんなで登校している




僕の通っている学校は私立苺ヶ丘高校


偏差値はそこそこ高めで、各学年1クラスしかないところ



いつもどうり学校に着くと、周りは僕たちへの黄色い歓声で溢れる



「きゃー、ななもりせんぱーいっ！」

「お、おはようございます！！」

「今日も素敵すぎる、、」



それに笑顔で対応しながら下駄箱で靴を履き替えて教室へ向かう


微笑めば顔を真っ赤に染める子も多い



メンバーの下駄箱にはよくラブレターが入っているのでそれを回収する



これが僕たちの日常




そこからは各学年で別れてクラスへ



ｶﾞﾗｶﾞﾗ



莉「おはよー」


る「おはようございます」


僕の席は窓側から2列目の1番後ろ


前の席は莉犬だ




そして、いつもどうり左隣の佐藤さんは今日も寝ている

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