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好きな人の前での、俺。
いや…Aの前での俺。
二人でいる時は、俺よりツンデレなAに、スキン
シップしてからかったり、普段仕事で気を張ってる
分、あいつに甘えちゃうことが多い気がする。
そうそう。
この前なんて、ちょーっといつもより甘えたら、仕
事での俺とプライベートの俺とでギャップが激しす
ぎて、たまについていけない！なんてプリプリ怒っ
てたなぁ。
雑記「…さん？川村さん…？」
壱「えっ？」
北「何度も呼んでるのに、一人でニヤニヤしてどし
たの？笑」
どうやら、俺はAのことを考えていて、インタビ
ューのことをすっかり忘れてしまっていた。
壱「あっ！すいません！！考えてたらつい…。」
雑記「いえいえ。笑
それで…答えは？」
壱「あっ…、心許した相手にはけっこう甘えちゃう
方ですね。」
俺は恥ずかしい時にやる癖で、片手で首を触る。
雑記「意外ですね！甘えるとか絶対しないタイプに
見えました！」
壱「よく言われます…。苦笑」
そういや、それも付き合いたての頃、Aに言われ
たことあるなぁ。
またAのことを考えていたら、次は北人の番にな
り、インタビューは終了となった。
雑記「今日はありがとうございました！」
壱北「「こちらこそ、ありがとうございまし
た。」」
俺たちも雑誌記者の方が立ち上がるのと同時に、お
礼を言いながら、席を立つ。
テーブルの上の手帳やら、パソコンを片付けながら、
雑記「それにしても、川村さんの答えの裏には、誰
かいそうな気配がしますね。」
と、手を止めずに言う顔は、ニヤニヤしている。
壱「いやいや。笑
でも、そのへん上手く編集しておいてください。
笑」
危ない危ない。
俺、そんなダダ漏れだった？
掲載する写真を撮り終わった後、次の現場に向かう
ため、俺たちはスタジオを後にする。
移動車に乗り込んだ後、北人は開口一番に、
北「壱馬、ダダ漏れだよ。笑」
壱「っ！！まじで？！」
俺は思わず、飲もうとしたペットボトルを吹き出し
そうになる。
北「もう海の話しの段階で、気づいたわ。笑」
君たち、真逆なのにね。」
ふっ、と笑う北人。
壱「ほんと、それな。真逆なのになんで俺こんな
に…。」
北と南なくらい真逆なのに、Aに惹かれ続ける。
きっとそれは、俺の知らない外の世界を教えてくれ
るから。
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雪 - こんばんは(*^^*) かなりお久しぶりです(笑) 夜遅くにすみません｡｡｡ 物語読んでいて気が付いたのですが...。 ・ページ3のここの部分 俺は思わず、飲もうとしたペットボトルを吹き出し そうになる。 (2021年5月13日 1時) (
レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - 美紀さん» こちらにもコメントありがとうございます！ランペのみなさん、最高ですよね！ (2020年1月6日 0時) (レス) id: caa215b4c7 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - ランぺ大好きです最高です (2020年1月5日 11時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - 雪さん» ご指摘ありがとうございます。訂正しました。 (2020年1月5日 1時) (レス) id: caa215b4c7 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくはそう思った瞬間、ではないんでしょうか？ (2020年1月5日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みそじ
| 作成日時：2019年8月6日 8時
