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茉莉花「光輝くん…、
茉莉花の事、嫌いなのかな…?」
「えっ?!あっ、いや…それは〜…違うと思うけ
ど…。」
竜や光輝くんが何か思っていたとしても、きっと嫌い
まではいってないはず…。
茉莉花「だって一瞬こっち見てニコッてしただけで、
素っ気なかったもん!!」
だけど、私の腕を勢いよく掴んだ彼女の瞳はウルウル
している。
茉莉花「朝、Aちゃんと話してた時と全っ然違う
し…。」
今にも泣きそうな茉莉花ちゃんの手をそっと剥がし、
私は言った。
「たぶん…、私のせいだと思う…。」
茉莉花「えっ?」
「ちょっと思い当たる節があるので…。だからたぶ
ん、茉莉花ちゃんのせいではないと思う!」
茉莉花「え〜?」
まだ納得のいってない感じだが、彼女を促してみんな
と別れる。
きっと私の行動が、ダメだったんだ…。
そうだったとしたら、謝らなくちゃ。
私は意を決して、放課後に備えた。
そして放課後、光輝くんがいるエコノミークラスに急
いで行ったが、残念なことにもう彼等はいなかった。
どうしよう…、もう帰っちゃったのかな…。
意気込んでいたのは良いものの、出鼻を挫かれたので
肩を落として尊人さんと竜と正門で合流するや否や、
さっそく竜に問い詰められた。
竜「おい、なんで昼休みにあの女連れて来たんだ
よ?」
「だからそれはっ…そのー…、」
竜「まさか、あの女に頼まれたとかじゃねぇよな?」
ギク。
やっぱり勘の良い彼は、眉間に皺を寄せて顔を覗き込
んできた。
「ちっ、違うよ!違う違う!!」
竜「ほんとか?」
「ほほほほんと…です…。」
それでも疑いの目が近付いてきていた時、尊人さんが
間に入ってくれた。
尊人「もうその辺にしとけよ、竜。」
竜「だって、」
尊人「Aの気持ちも考えろ。」
そう言った尊人さんは歩き出したので、私達もついて
行く。
尊人「あれでも…一応Aの初めての女友達なんだ
から。Aを責めんな。」
尊人さん…、優しい。泣
まるで私が断りきれなかった事に、気付いているかの
よう。
今まで猪突猛進って感じだったけど、少し見直した自
分がいた。
だけど竜も竜で以前とは違い、少しの間の後ボソッと
呟いた。
竜「…悪かったよ。」
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みそじ(プロフ) - ましゅさん» コメントありがとうございます!そしてお返事がかなり遅れてしまってすいません( ; ; )史上最強に亀更新になってしまっていますが、気長にお付き合いいただけたらな…と思っています( ; ; ) (2021年12月3日 18時) (レス) id: 66d9708aec (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - 怜菜さん» コメントありがとうございます!そしてお返事がかなり遅れてしまってすみません( ; ; )亀更新ですがこれからも頑張ります! (2021年12月3日 18時) (レス) id: 66d9708aec (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ(プロフ) - いつも更新楽しみです!もう〜竜!!光輝くんともどうなるか今後が気になります。 (2021年11月15日 7時) (レス) id: ad7747e186 (このIDを非表示/違反報告)
怜菜 - 更新ありがとうございます。続きが楽しみです (2021年8月24日 13時) (レス) id: 546599bc4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みそじ | 作成日時:2021年8月24日 13時