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「えっと…あの…その…。」


私はあまりにも突然の告白にしどろもどろになる。




壱「初めて会った時から、真面目で優しくて、見返

り求めないところとか、見栄とかないところとか、

とにかくたくさんあるんですけど、全部に惹かれました。」




どどどどうしよう?!



何かの間違いじゃなくて?!




人間違いじゃないの?!



「私っ…」

壱「返事は今すぐにとは言わないです。俺は待ちますから。」






その言葉を最後に、壱馬さんは帰っていった。







いったん、落ち着こう…。


って言っても落ち着けない!



だって、絶対にありえない展開だもの!!





私は1人その場で立ちつくした。


とんでもないことになってしまった…。








〜壱馬〜


Aさんの仕事が終わるのを待ち、川沿いを歩く。



桜を見ながら歩いた時がだいぶ前に感じるのは

きっとしばらくAさんに会えてなかったからだろう。





案の定、口止めしたつもりだっけど陣さんは

Aさんに言ってしまっていたことが分かり、

今度会ったら飯おごってもらおうと心に決めた。






でもそんな陣さんの言葉がずっと頭の中をグルグルしている。





ー時には素直になった方が

得することもあるんやでー





その言葉の影響で、今日もAさんに会いに行った。




結果、話が出来てお互い目の上のコブが取れた。





自分の中でモヤモヤとしたものがなくなった時、

気持ちを伝えずにはいられなくなった。





だって、北人や陸さんもこの先もしかしたら…って

展開になるかもしれない。





そう思ったら、陣さんの言葉が背中を押してくれた

ような気がした。






Aさんは目をまん丸にしてすごく驚いていた。




でも、ちょっと鈍感なところがあるAさん。




意地悪な言い方だけど、





少しは俺のことで頭いっぱいになればいい。

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設定タグ:THERAMPAGE , 川村壱馬   
作品ジャンル:恋愛
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みそじ(プロフ) - rmpgLoveさん» ご指摘、ありがとうございます。訂正しました。 (2019年4月5日 1時) (レス) id: b3f4b0ef08 (このIDを非表示/違反報告)
rmpgLove(プロフ) - 慎が誠になってます (2019年4月4日 19時) (レス) id: f88f61b843 (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - Miyuuさん» コメントありがとうございます!誤字脱字も多く、更新も遅いですがまた見に来てください! (2019年4月4日 19時) (レス) id: b3f4b0ef08 (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - ayakaさん» ご指摘ありがとうございます。訂正しました。 (2019年4月4日 19時) (レス) id: b3f4b0ef08 (このIDを非表示/違反報告)
ayaka(プロフ) - 北人くんの漢字間違ってますよ (2019年4月4日 11時) (レス) id: a2a17246e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みそじ | 作成日時:2019年3月30日 1時

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