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よしっ…今日はここまでかな。


ちょっと遅くなっちゃったなぁ…なんか買って帰ろう。


パソコンをシャットダウンして自分の荷物をまとめる。





陸「Aさん!」


「えっ、陸さん?!北人さんに陣さんも?!」



私はあまりにも突然の訪問者たちに驚き、自分の荷

物を落としそうになった。




北「なんで急にいなくなるんすか。」


いつも物腰柔らかな北人さんがちょっと怖い顔。





「えっーと…マネージャーさんから聞きました?」


私は漫画でよくある顔に冷や汗状態だ。



陸「一緒にご飯も行った仲なのに言ってくれないな

んて!ねぇ、陣くん?!」



北「え、その話し知らない。」


北人さんは目をまん丸にしてビックリしている。




陣「いやいや、その話は置いといて!

突然伺ってすいません。ただ、今日俺ら聞かされて

代表でちょっと話しに来たって感じなんですわ。」





「忙しいのにわざわざありがとうございます…。

確かに散々お世話になったのにあんな形ですいません。」




陣「まー、びっくりしましたわ。」


北「ほんっと、ありえないです。」


陸「みんな動揺したよ?」




「ですよね…すいません。」



忙しいみんなのことを思って考えに考えた方法がこれだった。


でも逆にみんなに負担になっちゃったみたいで最後

まで足引っ張っちゃって最低だ…。






陣「でも!優しくてド真面目なAさんのことだか

ら、俺らの負担にならないよう考えてくれたんです

よね?」




「えっ…。」



ニカッと笑う陣さん。



北「満場一致で、そうなんじゃないかってみんなな

りましたよ。」


さっきの怖い顔から戻ったいつもの柔らかな北人さん。



陸「送別会くらいさせてくださいよ!」



爽やかな笑顔で言う陸さん。




「〜っ、もうみんな優しすぎです!泣」


私は我慢の壁が全部崩壊して、目が熱くなった。



「グズッ、泣かないって決めてたのに〜!」




陸「わー!ティッシュティッシュ!笑」


北「もう〜世話の焼けるお姉さんなんだから。笑」









その後、会社の玄関先で立ち止まる3人。



北「送別会、強制参加ですからね?」



陸「Aさんが食べたい物、考えておいて!」



陣「それじゃまた連絡しますわ!」





「はい!ありがとうございます!絶対参加するし、

考えておきます!」






3人と別れて、私は駅へ向かっていると誰かに呼ばれ

て振り返る。







?「Aさん!!」

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設定タグ:THERAMPAGE , 川村壱馬   
作品ジャンル:恋愛
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みそじ(プロフ) - rmpgLoveさん» ご指摘、ありがとうございます。訂正しました。 (2019年4月5日 1時) (レス) id: b3f4b0ef08 (このIDを非表示/違反報告)
rmpgLove(プロフ) - 慎が誠になってます (2019年4月4日 19時) (レス) id: f88f61b843 (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - Miyuuさん» コメントありがとうございます!誤字脱字も多く、更新も遅いですがまた見に来てください! (2019年4月4日 19時) (レス) id: b3f4b0ef08 (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - ayakaさん» ご指摘ありがとうございます。訂正しました。 (2019年4月4日 19時) (レス) id: b3f4b0ef08 (このIDを非表示/違反報告)
ayaka(プロフ) - 北人くんの漢字間違ってますよ (2019年4月4日 11時) (レス) id: a2a17246e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みそじ | 作成日時:2019年3月30日 1時

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