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理沙「ちゃんと話し合った結果、
私たち、別れました。」
「えっ…待って、なんで…？」
はっきりとそう言う理沙ちゃんは、なぜか笑顔だ。
すると私の後ろからもう聞くことはないと思ってい
た声が、自分の名前を呼ぶ。
壱「Aさん！」
「壱馬くん？！」
走ってきた壱馬くんは、少しどころかすごく息をき
らしている。
「なんでここに？！てか仕事は？！」
理沙「私が呼び出したんです。Aさんに喧嘩ふっ
かけたから、ここに来てって。」
理沙ちゃんは、そうでも言わないと私だけじゃ、も
う来てくれないから。と、苦笑いして言う。
状況が飲み込めず言葉が出ないでいると、
壱「Aさんをまた巻き込んだって言うから、仕事
抜け出して来たけど…違うんか？」
少し怒り口調になる壱馬くん。
理沙「それは嘘。壱馬にちゃんと自分に嘘をつかな
いでほしかったから…このままじゃダメだと思っ
て。」
すると理沙ちゃんは一歩、私に歩み寄り
理沙「壱馬を笑顔でいさせてくれるのは、私じゃな
くてAさんです。」
「えっと…、理沙ちゃん？」
壱「おまっ、理沙！」
理沙「だって私に変な罪悪感抱いて、Aさんにい
つまでたっても言わないんだもん。
壱馬は、Aさんのことがずっと好きなんです
よ。」
壱馬くんが…私を好き…？
「ないない！ねぇ？！壱馬くん？！…えっ…、」
と、横を向けば耳まで真っ赤にしている壱馬くん。
うそでしょ…。
そして理沙ちゃんは話を続ける。
理沙「あと私、明日からずっと夢だった服のデザイ
ナー目指すためにパリに行くことにしたんです。
私が笑っていてほしいってAさんが言ってくれ
て、私が笑顔になれるのって洋服のことだから。
だから、パリに行ってデザイナー目指します。」
「理沙ちゃん…。」
理沙「でも、壱馬のことを笑顔でいさせてあげるこ
とは私にはできなかったし、この先もたぶんできな
い…。だけどAさんにはできるって思ったんで
す。なので壱馬のこと、よろしくお願いします。」
ペコッと頭を下げる理沙ちゃんは、あ！準備もある
しそろそろ行かなきゃ！と、引き止める間も無くそ
の場を走って行ってしまい、私と壱馬くんだけが取
り残される。
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みそじ(プロフ) - Rさん» ありがとうございます！楽しみにしてくださってたなんて…めっちゃくちゃ嬉しいです（ ; ; ）次も準備中なので、もし良かったらまた遊びに来てください！ (2019年6月26日 23時) (
レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - 諒子さん» ありがとうございます！ダラダラと長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂いて嬉しいです^_^次も準備中なので、また読みに来てください！ (2019年6月26日 23時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - 奏さん» 長々とお付き合い頂き、ありがとうございました！次も準備中ですので、ぜひまた読みに来てください^_^ (2019年6月26日 23時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - しをちゃさん» ありがとうございます！そのお言葉とても励みになります（ ; ; ）次も準備してますので、ぜひまた遊びに来てください！ (2019年6月26日 23時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 完結おめでとうございます！毎日更新を楽しみにしていました！とても素敵な作品で大好きです！おまけも楽しみに待ってます！ (2019年6月26日 3時) (レス) id: 3a12b44223 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みそじ
| 作成日時：2019年6月12日 22時
