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「全然大丈夫じゃない、
って顔してるよ？」
理沙「…正直言うと、あれから彼氏とあんまりうま
くいってないんです…。」
「えっ…なんで…、」
理沙「一緒にいても心ここに在らずっていうか…別
のこと考えてるのか、私の方に気持ちが向いてない
気がするんです…。」
心ここに在らず…。
そういえば最近壱馬くんも、そんな時があったなぁ。
理沙「私は別れたくないんですけど…彼はそうじゃ
ないかもしれないんです…。」
「そんな…。でもこのままじゃずっと辛いんじ
ゃ…、」
理沙「別れるよりは今の方がマシだなって！絶対別
れたくないんです…。」
そう言い、俯く理沙ちゃんの横顔は彼のことが本当
に大好きなんだなって伝わる顔をしている。
私だったら、理由によっては相手の幸せを考え
て身を引いちゃうかもしれない。
でも、若さ故のお互いの気持ちの重みが違くても、
選択ができない。
正直、そんな風に感じた。
でもこれを今、理沙ちゃんに伝えても傷つくだけ。
だから、
「そっか…。何かあったらいつでも連絡してね！で
きることは少ないかもしれないけど…、話し聞くく
らいならできるからさ！」
理沙「ありがとうございます！」
私たちはそうして、帰路についた。
恋愛って難しい。
そう思ったら両想いってすごいことなんだなぁ。
と、最寄駅からシェアハウスまで歩きだそうとした
時、携帯が着信で震えた。
「もしもし？」
北 ー 今どこ〜？ー
「中目から帰るところだよ。」
北 ー 一緒に帰ろ！ー
北「おまたせっ！待った？」
まだまだ夕方でも暑いのに、涼しい顔して登場した
北ちゃん。
「すっごい待った。」
北「うそっ？！」
「うっそ〜！笑」
北ちゃんのリアクションがおかしくて笑っていた
ら、壱馬みたいなことしないでよ、と言われてその
名前にドキリとしてしまう。
「ごっ、ごめんごめん！…あれ？髪の毛染めた
の？」
目深にかぶる帽子から見える北ちゃんの髪の毛は、
赤から金色に変わっている。
北「そう！Aさんに一番に見せたくてさ。」
「そっ、そう…。」
またも恥ずかしがらずに直球で伝えてくれる北ちゃん。
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みそじ(プロフ) - Rさん» ありがとうございます！楽しみにしてくださってたなんて…めっちゃくちゃ嬉しいです（ ; ; ）次も準備中なので、もし良かったらまた遊びに来てください！ (2019年6月26日 23時) (
レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - 諒子さん» ありがとうございます！ダラダラと長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂いて嬉しいです^_^次も準備中なので、また読みに来てください！ (2019年6月26日 23時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - 奏さん» 長々とお付き合い頂き、ありがとうございました！次も準備中ですので、ぜひまた読みに来てください^_^ (2019年6月26日 23時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - しをちゃさん» ありがとうございます！そのお言葉とても励みになります（ ; ; ）次も準備してますので、ぜひまた遊びに来てください！ (2019年6月26日 23時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 完結おめでとうございます！毎日更新を楽しみにしていました！とても素敵な作品で大好きです！おまけも楽しみに待ってます！ (2019年6月26日 3時) (レス) id: 3a12b44223 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みそじ
| 作成日時：2019年6月12日 22時
