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私も少し涼もうと、
少し離れた所に座ってお茶を飲む。
なんとなく指輪のことには触れない方かいいと思
い、ただ目の前で流れるテレビを見る。
壱「ん…うまい。」
「でしょ？なんかホッとするんだよね…あはは！笑」
壱「なんや、急に。」
ホットミルクを飲んだ壱馬くんの上唇には、白い髭
がついていて、思わず私は吹き出してしまった。
「こんな壱馬くん見れるのはレアかもしれないな
ぁ〜。笑」
そう言いながら、自分の携帯でカメラを起動し、内
カメラにして自分の顔を見せてあげる。
壱「ぅわ！早く言えや！」
白髭に気づいた壱馬くんは慌てて、ローテーブルに
置いてあるティシュで口元を拭いた。
ケタケタ笑う私と、ちょっと恥ずかしそうにしてい
る壱馬くんの立場はいつもの私たちとは逆で少し優
越感。
「ふふふっ。笑
写真撮って翔平くんに見せてあげれば良かったな
ぁ。」
壱「いらんことしなくていいわ。笑」
少し…ほんと少しだけ気分が変わったのか、さっき
までの壱馬くんとは変わって見えたので、
「さっ！もう寝なくちゃ。」
と立ち上がれば、なぁと壱馬くんに呼び止められる。
「ん？」
壱「今度、ちょっと付き合って。」
えっ…、どいうこと…？
壱「これのお礼もしたいし。」
そう言う壱馬くんは、マグカップを少し上に持ち上
げた。
「いいよ、別に！そんなお礼してもらうようなこと
してないし！！」
ほんとそう。
ちょっと気分が変われば…って思っただけ。
同居人として…。
壱「あっ、そう。人の敬意を踏みにじるんやな？」
はぃい？！なんだその言い方！！
まるで私がとても失礼なことをしている気分になる。
「そっ、そんなこと言われても…。」
壱「断るんやな？」
今度は強調して言うもんだから、
「わかったわかったってば！」
降参だ。
壱「決定やな。」
そうやって口角を斜め上にあげる彼に逆らえなかった。
これは同居人として。
特別なことは何もない。
そう自分に言い聞かせるしか、今はこの胸の高鳴り
をおさめる方法が見つからなかった。
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みそじ(プロフ) - Rさん» ありがとうございます！楽しみにしてくださってたなんて…めっちゃくちゃ嬉しいです（ ; ; ）次も準備中なので、もし良かったらまた遊びに来てください！ (2019年6月26日 23時) (
レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - 諒子さん» ありがとうございます！ダラダラと長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂いて嬉しいです^_^次も準備中なので、また読みに来てください！ (2019年6月26日 23時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - 奏さん» 長々とお付き合い頂き、ありがとうございました！次も準備中ですので、ぜひまた読みに来てください^_^ (2019年6月26日 23時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - しをちゃさん» ありがとうございます！そのお言葉とても励みになります（ ; ; ）次も準備してますので、ぜひまた遊びに来てください！ (2019年6月26日 23時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 完結おめでとうございます！毎日更新を楽しみにしていました！とても素敵な作品で大好きです！おまけも楽しみに待ってます！ (2019年6月26日 3時) (レス) id: 3a12b44223 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みそじ
| 作成日時：2019年6月12日 22時
