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その後、クリスマスを終えた私の
年末年始も駆け足で過ぎ去り、お正月
休みを頂いていたお店も明日からまた
通常営業だ。
こたつでぬくぬく、ではないが暖かいリビングでソフ
ァに寝転び、お正月番組をボーッと眺めてゆっくりし
ていたら、階下からナミちゃんと叔父さんが上がって
来た。
ナミ「あけましておめでとうございま〜す！」
重たい体を起こして私も同じセリフで挨拶をすると、
ナミちゃんは持っていたいくつもの紙袋を差し出し
た。
ナミ「はいっ、これお土産です。」
「わ〜！ありがとう！どうだった？温泉は。」
ナミちゃんと叔父さんは年末年始の休みを利用して温
泉旅行に行き、束の間の夫婦の時間を楽しんだよう
だ。
ナミ「おかげさまですごいリフレッシュできました
よ〜。お肌もツルツルになったし！」
ナミちゃんは、嬉しそうに叔父さんの腕に絡みつい
た。
ツンケンしてる夫婦かと思いきや、なんだか前より仲
がよろしくなったようで何より何より、と微笑ましく
思っていたら、
叔父「お前は相変わらず、グダグダしてたのか？」
ニヤニヤと痛い所を突かれて、前言撤回。
「べっ、別にお正月くらいいいじゃん！」
叔父「いい歳して色気の無い奴だな〜。彼氏と初詣く
らい、って痛っ！！」
その瞬間ナミちゃんが慌てて、その話題に触れるな！
ばりの表情で叔父さんの腕を思いっきり叩いた。
まぁ、叔父さんには壱馬くんと加納くんとのことを話
していないから仕方ない。
今回は、目を瞑ってやろう。
すると自室からパパも出て来て、
父「おっ、あけましておめでとう。それじゃ、みんな
揃ったとこだし、そろそろ行こうか。」
と、コート掛けからコートを羽織るので私も身支度を
しに立ち上がった。
まさに正月晴れの空の下、その場所に着くとお線香の
香りがふわっと鼻に入ってくる。
向かう場所は、一つ。
じいちゃんや先祖の方々が眠る、お墓だ。
「じいちゃん、来たよ〜。」
ナミ「あけましておめでとうございま〜す。」
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みそじ(プロフ) - ましゅさん» お返事遅れてしまいごめんなさい（ ; ; ）こちらこそ最後までお付き合い頂きありがとうございました！ (2021年3月22日 22時) (
レス) id: 4773dc142a (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ - わぁー(;_;)壱馬くんsideとカリンsideありがとうございました！良かったです。改めて完結おめでとうございます☆ (2021年2月28日 22時) (レス) id: ad7747e186 (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - ma9さん» お褒めのお言葉ありがとうございます！更新できるよう頑張ります！ (2021年2月12日 10時) (レス) id: 6c1fcd7cbb (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - まりさん» コメント&お褒めのお言葉ありがとうございます！ (2021年2月12日 10時) (レス) id: 6c1fcd7cbb (このIDを非表示/違反報告)
ma9 - おまけストーリー面白かったです。サイドストーリー楽しみにしてます。頑張って下さい。 (2021年2月8日 22時) (レス) id: aa709fe039 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みそじ
| 作成日時：2020年10月19日 12時
