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その日私は夕飯を食べ終わってから、
二階で洗濯物を片付けたいた。
何も知らずに、畳んだたくさんのタオル類を持って
一階へ降りると、リビングには珍しく全員集合して
いた。
でもいつもとどこか違う、みんなの空気に何かあっ
たのだとすぐに気付き、近くにいた健太くんにヒソ
ヒソ話しで聞いてみる。
「どしたの？」
健「あ〜…今度やる、他のグループと合同の公演の
構成ついて壱馬と北人の意見がぶつかってるってい
うか…。」
ソファにあぐらをかいて座る壱馬くんの隣では、ヒ
ヤヒヤしている翔平くんがいる。
壱「俺はそれじゃアカンと思う。」
北「そうやって自分の考えばっかり押し付けないで
よ。」
こちらの北ちゃんもローテーブルの側に座り、いつ
もの柔らかいオーラはなく、いつになく真剣な表情だ。
陣「まぁ二人とも落ち着けや！ここで言い合っても
仕方ないで？とりあえず明日の打ち合わせでスタッ
フさんも交えて話すのがベストやと思うで？」
さすがリーダー兼、みんなのお母さん役と言われる
陣くん。
壱「ちょっと俺、席外しますわ。」
壱馬くんはいきなり立ち上がったかと思うと、私の
前も素通りして二階へ上がって行ってしまった。
北「みんなすいません。俺もちょっと頭冷やしてき
ます。」
北ちゃんはみんなにペコっとおじきをして、Aさ
んもごめんね、と頭を優しく撫でて二階へ上がって
行った。
その時、私はふるふると頭を横に振ることしかでき
かった。
陣「はぁあ〜〜、こんな時に…。」
大きなため息をつきたくなる気持ちも分かる。
慎「でもあんないきなりバトるとは…。」
話を聞けば、どうやらいつものようにみんなでリビ
ングでくつろいでいた時、北ちゃんと樹くんがふい
にその公演の話題になり、みんなも加わり新しい演
出の案を話していたら、近くにいた壱馬くんがそれ
を否定したのが始まりってこと。
でもお互いその公演について、真剣に考えてるが故
の衝突。
だけど素人の私には口を挟むこともできない。
だから私にできること…それは…、
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みそじ(プロフ) - りりさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けて良かったです！ぜひこれからも遊びに来てください^ ^ (2019年6月8日 11時) (
レス) id: e9f0c68380 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしてます！☆更新頑張ってください！ (2019年6月8日 6時) (レス) id: 399774dd20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みそじ
| 作成日時：2019年5月27日 10時
