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陸くんに頼まれたプロテインと、
食材を買い終え、家に着いた時には
もうお昼を過ぎていた。
北「お腹すいた〜。」
「そっか、もうお昼過ぎてるんだね。」
買ってきた物を冷蔵庫にしまいながら、時計をチラ
ッと見る。
「焼きそばでいい？」
北「うん、食べたい。」
トントントン
野菜を切り始めた時、暑さでやられたのかソファで
うなだれながら、
北「なんか…いいねこういうの。」
「なにがー？」
北「んー…二人で買い物行ってー、二人で家で作る
お昼食べてーっていうのがさ。」
翔平「二人じゃなくて申し訳ないです。」
北「ぅわぁ！！」
いつのまにか翔平くんが、ダイニングテーブルに座
っていて、北ちゃんはソファから落ちそうになっ
た。
ま、私は翔平くんの存在に気づいていたけどね。
「あ、翔平くんも焼きそば食べる？」
翔平「食べます！！」
北「せっかく二人きりかと思ったのに。」
翔平「シェアハウスでそれは難しいぞ。しかも男16
人もいて。」
北「だったら、その貴重〜な時間をしょへが…くそ
ぉ！！」
北ちゃんはソファから飛び出して、翔平くんをヘッ
ドロックした。
そんな小学生みたいにじゃれあってる二人が、なん
だか微笑ましく感じてしまい、お皿をテーブルに並
べながら、思わず笑みがこぼれる。
「ふふっ。」
北翔平「「えっ？」」
「えっ？」
北「笑った…。」
翔平「Aさんが…笑った…。」
やばい、つい小学生を微笑ましい目で見る気持ちに
なってしまった。
「わっ、笑ってない！」
北「いつもツンツンしてるAさんが笑ったの、初
めて見た！！」
翔平「レアですなこれは！」
「いやっ…これは…違くて！！
〜っ、焼きそばあげないよ？！」
北翔平「「それは困る！！」」
不覚にも笑ってしまうなんて…。
これじゃまるで、気を許したみたいじゃん…。
そんなこと、男の人でなんてありえなかったのに。
この子達は、何かが違うの。
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みそじ(プロフ) - りりさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けて良かったです！ぜひこれからも遊びに来てください^ ^ (2019年6月8日 11時) (
レス) id: e9f0c68380 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしてます！☆更新頑張ってください！ (2019年6月8日 6時) (レス) id: 399774dd20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みそじ
| 作成日時：2019年5月27日 10時
