●年上のあなた(着信と名刺~JJ~) ページ48
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全て洗い流すように
さっきから急に降り出した雨。
予報よりも少し早く、突然やってきた雨を
リビングの窓から見つめていた。
きっと夏の終わりを告げるように
この雨にも、生命力を感じる。
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特別な旅行とか
素敵なレストランでの食事とか
そういうものも、大切だけど
日常の中に隠れてる幸せを感じる事。
俺にとってはかけがえの無いもので。
未来を勝手に決めつけて
死ぬまでは生きていこうと思わなくなった。
この先の自分を知りたいと、
笑っていようと、思うようになった夏。
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急に、部屋が明るくなって
見ると、雨は止んで。
雲の切れ間から、
光が差し込んでいた。
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Aも見てるかな？
朝から出かけると言ってた｡
雨に降られてないといいけど...
晴れたから、
俺も外に出ようか。
結局カフェで小説のことを考えて、一日が終わると思うけどね。
財布と手帳を出して
ふと、
そこに挟んだままになっていた名刺を手に取る。
・
�� パク・ユチョン��
あの青年の、あの時の瞳を思い出す。
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二日前、Aがここに来た時の記憶と繋がる
Aのスマホに
表示された名前は
�� ユチョンくん��
かけ直すことをしなかったね。
JJ｢......パクユチョン......ユチョンくん｣
バーで少し話しただけなのに
不思議と強く印象に残った彼。
心を見つめられているように
彼から受けた質問。
YC｢ ジェジュンさんは、素敵な恋をしているんでしょうね｣
・
恋人はいないと、言ってた。
俺が、
片思い？
と、聞いた時
そうですね、と
切なく、瞳が揺れたこと。
思い出した。
YC「……優しい陽射しの下で微笑む姿が似合うような人です」
俺はこの言葉に
その時、彼の気持ちと
彼が...その女性のことを
同じように、優しい陽射しの下で見つめる姿を
想像したんだ。
そして、
思ったんだよね。
いつか、届くと思うって。
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名刺を仕舞って考える。
その先に浮かんだシナリオに
偶然にしては、出来すぎていて。
もしかしたら、彼は...
全部知ってて
俺の心の中を見ようとしてたんじゃないかな
なんて。
小説みたいに、先の展開を予想してみる。
ただ、
この俺の予想と、予感が
間違いならいいと、
そう思った。
パクユチョン......ユチョンくん
同じ、彼？
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リオ(プロフ) - soraさん» soraさん、まとめて一気に読みたいお気持ち、わかります^^;続きが気になる展開の時は特にね…体調のお気遣い、ありがとうございます。私は最近眠くて眠くてｗあ、でも今は夜中の二時前だけど(笑)←昼寝したからｗ次章もよろしくです！ (2017年8月5日 1時) (
レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - いやぁ！もう。本当に本当に先が気になって。最近、更新通知を無視して貯めてから読ませて頂いてます。だってー！先が気になって仕事にならーん。笑笑。なので、作家さまたち。どうか体調崩さず後半戦も頑張って書いてくださいね。お待ちしていまーす。笑 (2017年8月4日 20時) (レス) id: ef0bee157e (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - marisさん» marisさん、本当に読者の皆様のお言葉や解釈には、いつもはっとしてますよ。苦しくて申し訳なくもありますが(^-^;けっこうヒント？ﾈﾀﾊﾞﾚも書いてるかも(笑)気をつけます(^^; (2017年8月3日 10時) (レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - alexisさん» アレさん、家政婦は…あ、違った(笑)ジェジュンはヒロインちゃんのスマホの着信を見ていた…バーでの一歩通行の対面しか書いてないけど、もしかしてこの先…ジェジュンは何を感じ取っているんでしょう(;_:)哀しみ…あああ… (2017年8月3日 10時) (レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - 暁子さん» 暁子さん、ほんといっそ三人で付き合いたい(笑)そのくらい、こんなに二人に愛されて、苦しいけど幸せで贅沢ですね♪そしてもう終わりそうな感じと思いきやまだ続くというｗいつも楽しみにして下さってありがとうございます！ (2017年8月3日 10時) (レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオ×yuyu
x他1人 | 作者ホームページ：https://twitter.com/6y0u0y2u?s=09
作成日時：2017年6月26日 9時
