18 ＊JJ＊ ページ46
「ジャックが…海に沈んで死ぬ前に、ローズに生きてもらうため、必死にローズの未来を語るシーンがありましたよね」
JJ「…うん」
「ジェジュンさんにはこの先、素晴らしい未来が待ってます。仕事をして、結婚して家庭を築いて、子供が産まれて成長を見守って、やがて子供たちは結婚してその子たちも子供を産んでおじいちゃんになるんです」
JJ「……」
「優しくてオシャレでかっこいい素敵なおじいちゃん！孫たちの自慢のおじいちゃん！」
JJ「…どうしてそんなこと言うの？」
「やがて……人生の終わりを迎える時、生きていてよかった、幸せな人生だったって思いながら、あたたかいベッドの中で、子供たちや孫たちに見守られて、眠るように安らかに最後を迎えるんです」
JJ「…やめろよ。まるでAがジャックでオレがローズみたいな」
「ジェジュンさんは、幸せな未来を生きていくんです」
JJ「…それは、Aとオレと、二人一緒にだろ？」
オレの問いかけに、君は悲しそうに微笑む。
「私、もう眠気が限界で」
JJ「…じゃあ、オレのそばでオレの腕の中で眠って？」
「もう、行かなきゃ…」
JJ「どこに？」
「……ごめんなさい」
JJ「なんで謝るの？」
「…ジェジュンさん、私この数週間、とても幸せでした」
JJ「…なんだよ、それ」
「こんなに人を愛することが幸せなことなんだって、ジェジュンさんに教えてもらいました」
君の瞳から、涙が流れる。
Aに手を伸ばして抱きしめる。
JJ「いやだ…行くな」
「……」
JJ「Aを、愛してるんだ。誰よりも」
「…私も、愛してる」
JJ「A、今君が言ったオレの未来の中にいてほしいのは、Aなんだ。だから…」
「ジェジュン…さ…ん」
ふっと、感覚がなくなる。
JJ「…A？」
ジェジュンさん、さようなら
ジェジュンさん、幸せな人生を生きていくって、約束して……
ジェジュンさん、この先あなたに訪れる全てが、優しくあなたを包み込んでくれますように……
どこからともなく君の祈るような声
A…
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リオ(プロフ) - yucapさん» yucapちゃん、気になる終わり方しちゃいました(^▽^;)更新したので、よかったら読んで下さいね。もう書き上げてるので、こまめに早めに更新します！ (2016年10月23日 10時) (
レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - ここあさん» ここあさん、多分ﾋﾛｲﾝちゃんは覚えていないと嘘をついたんですね…ジェジュンのために。そして運命の日が来ました！更新したので、ぜひ読んで下さいね☆彡 (2016年10月23日 10時) (レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
yucap(プロフ) - えーーーチョー気になる！！ (2016年10月23日 0時) (レス) id: d9567b625a (このIDを非表示/違反報告)
ここあ(プロフ) - アレ？記憶喪失じゃなかった(＞＜) ジェジュくんを助けに来たのかなぁ。ヒロインちゃんが無事でありますように☆次章も楽しみにしています(^O^) (2016年10月22日 22時) (レス) id: c74f69ea9f (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - mikiさん» mikiさん、仮説、立てちゃいますよね？多分…だいたいあってるかな？(^-^;でもちょっとぼんやりなんですけど←え。次章で答え合わせして下さい(^O^)楽しみにしてくださって、ありがとうございます♪ (2016年10月22日 16時) (レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオ
| 作者ホームページ：https://twitter.com/6y0u0y2u?s=09
作成日時：2016年9月29日 10時
