14 ＊JJ＊ ページ42
レースのカーテンの少しの隙間から、月明かりが入り込んでいる。
キングサイズのベッドの中に、オレとA
少し離れて、お互いの方を向く。
「ジェジュンさん、今日はありがとうございました。私、すごく楽しかったです」
JJ「ありがとうはオレだよ。オレもすげー楽しかった」
「お互い同じ気持ちでいるって、素敵ですね」
同じ気持ち……
Aは優しい微笑みのまま、オレを見つめてる。
JJ「想いも、同じかな」
「…聞かせて下さい。ジェジュンさんの想い…」
もう恋なんて必要ないと思っていた。
そんなものなくても、生きていける人間だと思っていた。
でもオレは、Aに恋をした。
JJ「Aが、好きだよ」
「…私も、ジェジュンさんが好きです」
………
どうして、だろう。
好きと言った瞬間、君の口から好きだと聞いた瞬間
もうすでに、君を失うことが怖くなる。
「ジェジュンさん、大丈夫です」
JJ「え…」
君の手がオレに伸びて、指が頬に触れる。
「ずっと…淋しかったんですね」
……
「だってこのベッド、大きすぎです(笑)こんな大きなベッドに一人で眠るなんて……身体、まるまっちゃいます」
……
「お腹が空いていたことも、走り続けてきたことも、淋しかったことも、孤独を当たり前にやり過ごしていたことも、悪いことじゃないです。それも今のジェジュンさんを作り出した一部です。
金メダルあげたいくらいの、立派なジェジュンさんの歴史です！」
君の指が触れていたのは、オレの涙だと気づいた時
「人は誰かを愛さずにはいられない生き物なんですね。ジェジュンさんは私を、私はジェジュンさんを…」
JJ「A…」
抱き寄せたのはオレの方からだったけど
二人の身体と手と足が、隙間なく重なる。
オレはきっと君に出会わなければ
自分が腹が減ってることも
淋しいんだってことも
気がつかないまま、今までと同じ日常を忙しく送り続けていただろう。
オレを抱きしめているAが、オレの背中をゆっくりなでる。
「もしも明日地球が終わって今日が最後の夜ならば……私は愛する人のそばにいて、腕の中で眠りたいです」
オレも同じだ。
オレが愛する人は、Aだ。
でも明日地球は終わらない。
今日が最後の夜じゃない。
もうすでにオレは、君との未来を想い描いているんだ。
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リオ(プロフ) - yucapさん» yucapちゃん、気になる終わり方しちゃいました(^▽^;)更新したので、よかったら読んで下さいね。もう書き上げてるので、こまめに早めに更新します！ (2016年10月23日 10時) (
レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - ここあさん» ここあさん、多分ﾋﾛｲﾝちゃんは覚えていないと嘘をついたんですね…ジェジュンのために。そして運命の日が来ました！更新したので、ぜひ読んで下さいね☆彡 (2016年10月23日 10時) (レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
yucap(プロフ) - えーーーチョー気になる！！ (2016年10月23日 0時) (レス) id: d9567b625a (このIDを非表示/違反報告)
ここあ(プロフ) - アレ？記憶喪失じゃなかった(＞＜) ジェジュくんを助けに来たのかなぁ。ヒロインちゃんが無事でありますように☆次章も楽しみにしています(^O^) (2016年10月22日 22時) (レス) id: c74f69ea9f (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - mikiさん» mikiさん、仮説、立てちゃいますよね？多分…だいたいあってるかな？(^-^;でもちょっとぼんやりなんですけど←え。次章で答え合わせして下さい(^O^)楽しみにしてくださって、ありがとうございます♪ (2016年10月22日 16時) (レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオ
| 作者ホームページ：https://twitter.com/6y0u0y2u?s=09
作成日時：2016年9月29日 10時
