2 ＊JJ＊ ページ30
・
「ジェジュンさん、起きて下さい」
…んん
……え？
がばっと起き上がると
ベッドの横に、知らない女の人がいて……
え？
「おはようございます。さっきからアラームが鳴ってて…」
何時？
七時か。
すげー飲んでクラクラした割には、スッキリした目覚めだ。
久々に、深く眠れた気がする。
…で、この人は、誰だ？
オレまさか酔っぱらって……
JJ「君は、誰？」
「Aと言います」
JJ「…ごめん、オレ覚えてなくて…なんでここに？」
「昨日の夜この近くの公園で、行くとこないならオレんち来る？って言って下さって、お言葉に甘えました」
……オレが、そんなことを？
よく見ると、色白で透明感のあるなかなかの美人
白いニットの上に、オレのエプロンをつけてる。
視線に気がついたのか
「勝手にごめんなさい。お借りしました」
JJ「あ、うん、いいよ」
「冷蔵庫も勝手に開けました。でもほとんどなくて。あるもので簡単に朝ごはんを作ったんですけど」
JJ「…とりあえずオレ、シャワーしてくるよ」
「はい」
シャワーを浴びながら、必死に昨日の記憶を手繰り寄せるも、バーでクラクラした辺りまでしか思い出せない。
行くとこないなら、うち来る？って、オレが言ったのか？
……なにも、してないよな？
・
シャワーを終えてリビングへ行くと
「みかんの缶詰見つけました！食べます？」
JJ「あ、うん」
食卓には、おにぎりとワカメの味噌汁があって
「塩むすびです。入れるものなくて」
塩むすび……
みかんの缶詰を器に入れてくれて、持ってくる。
「コーヒーもありますよ」
JJ「いただこうかな」
コーヒーをマグカップに淹れてくれる。
JJ「…君も座って？」
「…はい」
JJ「ホントごめん、オレ全然覚えてなくて…昨夜のこと、教えてくれる？」
彼女の話によると、ふらふらしながら歩いてたオレがマンションの近くで転んだらしく、大丈夫ですか？と声をかけてくれた。
ちゃんと歩けてなくて、お水を買ってきますと自販機で買ってくれて、そばの公園のベンチでオレはそれを飲んで
こんな夜中に女の子が危ないよ？帰らないの？
と聞いたオレに
君が、行くとこも帰る場所もないんですと言った。
じゃあうちに来る？とオレが言ったみたいで……
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リオ(プロフ) - yucapさん» yucapちゃん、気になる終わり方しちゃいました(^▽^;)更新したので、よかったら読んで下さいね。もう書き上げてるので、こまめに早めに更新します！ (2016年10月23日 10時) (
レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - ここあさん» ここあさん、多分ﾋﾛｲﾝちゃんは覚えていないと嘘をついたんですね…ジェジュンのために。そして運命の日が来ました！更新したので、ぜひ読んで下さいね☆彡 (2016年10月23日 10時) (レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
yucap(プロフ) - えーーーチョー気になる！！ (2016年10月23日 0時) (レス) id: d9567b625a (このIDを非表示/違反報告)
ここあ(プロフ) - アレ？記憶喪失じゃなかった(＞＜) ジェジュくんを助けに来たのかなぁ。ヒロインちゃんが無事でありますように☆次章も楽しみにしています(^O^) (2016年10月22日 22時) (レス) id: c74f69ea9f (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - mikiさん» mikiさん、仮説、立てちゃいますよね？多分…だいたいあってるかな？(^-^;でもちょっとぼんやりなんですけど←え。次章で答え合わせして下さい(^O^)楽しみにしてくださって、ありがとうございます♪ (2016年10月22日 16時) (レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオ
| 作者ホームページ：https://twitter.com/6y0u0y2u?s=09
作成日時：2016年9月29日 10時
