1 大切なことは君が教えてくれた ＊JJ＊ ページ29
「社長、例の入札の件ですが」
JJ「見せて。…うん、これで進めて」
「社長、明日のプレゼンの最終確認お願いします」
JJ「一時間以内に目通すから待ってて」
「社長、先日のクライアントのクレームなんですが」
JJ「オレも一緒に謝罪に行くから、先方のスケジュール確認して」
「社長、もうすぐ会議始まります」
JJ「すぐ行く」
・
ふぅ…
今何時だ？
11時か。
「失礼します」
JJ「お疲れ様。まだいたの？」
「もう帰ります。社長は今日もここに泊まるのですか？」
JJ「うーん、今日は帰ろうかな。三日帰ってないし」
「そうして下さい。お身体壊します。ここのソファじゃなくてご自宅でゆっくり休んで下さい」
JJ「そうだな…」
「あの、前からお聞きしたかったんですが、どうして社長はそんなに働くのですか？」
JJ「…あ、何でも口出しして、みんなウザいと思ってるよな(笑)」
「いえ！そうではありません！みんな社長のお身体を心配してます。泊まり込みも多いし土日も仕事されてますし…」
JJ「オレの仕事は趣味みたいなもんだから、心配しなくていいよ」
「今は業績も安定してますし……もっと僕たちに仕事を振って下さい」
JJ「うん、そうしてるつもりなんだけどね(笑)」
「失礼なこと申し上げてすみません」
JJ「気にすんなよ(笑)そうだな。今日はこれで帰るよ」
そう言って立ち上がると、宮本部長はホッとした顔をした。
・
一緒にエレベーターに乗り
「また断られるかもしれませんが、実は」
JJ「女の子の紹介ならいらないよ」
「…はい(笑)ご結婚とか、考えてらっしゃらないんですか？」
結婚、か…
JJ「宮本部長は新婚だよね。楽しい？」
「え、ええまあ」
照れ笑いする宮本部長
「社長も奥様がいれば、健康面や食生活も安心できるんじゃないですか？」
なんて話をしながら歩道に出て
遠慮する部長にタクシー代を渡して、早く奥さんとこに帰るように言い、タクシーに乗せる。
オレも帰ろうと思ったけど
“どうしてそんなに働くのですか？”
か……
・
久しぶりに、前時々行ってたバーへ、一人で飲みに行った。
体力に自信があっても、ショートスリーパーでも
空腹と、ここ最近の激務のせいか
すぐに酒が身体に回ってきて……
やばいな。帰ろう。
・
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リオ(プロフ) - yucapさん» yucapちゃん、気になる終わり方しちゃいました(^▽^;)更新したので、よかったら読んで下さいね。もう書き上げてるので、こまめに早めに更新します！ (2016年10月23日 10時) (
レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - ここあさん» ここあさん、多分ﾋﾛｲﾝちゃんは覚えていないと嘘をついたんですね…ジェジュンのために。そして運命の日が来ました！更新したので、ぜひ読んで下さいね☆彡 (2016年10月23日 10時) (レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
yucap(プロフ) - えーーーチョー気になる！！ (2016年10月23日 0時) (レス) id: d9567b625a (このIDを非表示/違反報告)
ここあ(プロフ) - アレ？記憶喪失じゃなかった(＞＜) ジェジュくんを助けに来たのかなぁ。ヒロインちゃんが無事でありますように☆次章も楽しみにしています(^O^) (2016年10月22日 22時) (レス) id: c74f69ea9f (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - mikiさん» mikiさん、仮説、立てちゃいますよね？多分…だいたいあってるかな？(^-^;でもちょっとぼんやりなんですけど←え。次章で答え合わせして下さい(^O^)楽しみにしてくださって、ありがとうございます♪ (2016年10月22日 16時) (レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオ
| 作者ホームページ：https://twitter.com/6y0u0y2u?s=09
作成日時：2016年9月29日 10時
