1 恋に落ちた素直じゃない私 ページ14
JJ「お前、オレのこと好きだろ？」
……え？
JJ「オレの女になる？」
ソファに並んで座ってた私の肩を抱き寄せて、まるで外国の映画スターみたいに、まっすぐな甘い瞳で見つめられて……
「は、はあ？なに言ってんの！」
ジェジュンを突き飛ばす。
「誰があんたみたいな軽くてチャラいやつと付き合うのよ！ふざけないで！」
ジェジュンは、ちょっと大げさなリアクションでソファに倒れこんで横向きになり私を見て
クスクス笑ってる。
無造作に斜めに下りた茶色の前髪の向こうの、ブルーの瞳は
さっきのセクシーな感じと違って、イタズラっ子の少年みたい。
どきどき……
やばい、と、止まらない！
だって、ジェジュンにこんなふうにされてあんなこと言われて
その顔で見つめられたら
例えジェジュンのこと好きじゃなくても、世界中の女の子の心臓、爆発だよ。
ってか私は、思いっきり好きなんだけど
でもジェジュンは……
私のことなんて、好きじゃない。
わかってるから
冗談だって
からかってるって
だから、強がってあんなこと言ったけど
ねえジェジュン
もしもさっき私が
「うん。ジェジュンが好きだよ。大好きだよ」
「うん。私をジェジュンの女にして？」
って言ったら、どうしてた？
キスしてた？
そのまま抱いてた？
そんでその後、冗談だからって笑う？
そして何もなかったように……
私たちは、ただの友達だよね？
ただの友達だけど、都合のいい友達…だよね？
JJ「A、腹減った。なんか作って」
「自分で作れば？ジェジュンの方がお料理上手だもん」
JJ「今日雑誌の企画で作ったからやだよ。ねぇ、作って作って作って。辛いキムチチャーハン」
寝転がったまま私の手首を掴んでぶらぶら揺らして
さっきと違って甘えた口調。
…………
ほんっと、ムカつく！
人の気持ちも知らないで！
だけどね、作っちゃうんだよ。
ジェジュンのお願いなら。
こうして、部屋にあげちゃうんだよ。
どきどき、しちゃうんだよ。
嬉しいんだよ。
ジェジュンが、大好きだから……
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リオ(プロフ) - yucapさん» yucapちゃん、気になる終わり方しちゃいました(^▽^;)更新したので、よかったら読んで下さいね。もう書き上げてるので、こまめに早めに更新します！ (2016年10月23日 10時) (
レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - ここあさん» ここあさん、多分ﾋﾛｲﾝちゃんは覚えていないと嘘をついたんですね…ジェジュンのために。そして運命の日が来ました！更新したので、ぜひ読んで下さいね☆彡 (2016年10月23日 10時) (レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
yucap(プロフ) - えーーーチョー気になる！！ (2016年10月23日 0時) (レス) id: d9567b625a (このIDを非表示/違反報告)
ここあ(プロフ) - アレ？記憶喪失じゃなかった(＞＜) ジェジュくんを助けに来たのかなぁ。ヒロインちゃんが無事でありますように☆次章も楽しみにしています(^O^) (2016年10月22日 22時) (レス) id: c74f69ea9f (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - mikiさん» mikiさん、仮説、立てちゃいますよね？多分…だいたいあってるかな？(^-^;でもちょっとぼんやりなんですけど←え。次章で答え合わせして下さい(^O^)楽しみにしてくださって、ありがとうございます♪ (2016年10月22日 16時) (レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオ
| 作者ホームページ：https://twitter.com/6y0u0y2u?s=09
作成日時：2016年9月29日 10時
