12 ＊JJ＊(last) ページ12
ほんの一瞬だけのキス
君は大きな瞳を大きく見開いて
かわいい顔で驚いてる。
JJ「オレん中にも、非常階段からずっと、Aがいるよ？」
「せんぱ…」
泣きそうな顔
あ、涙、出た(笑)
指で拭いてあげて、そのまま頬を掴む。
冷たい11月の夜の始まりだけど、赤く染まった君の頬は、少し熱くて
そのまま引き寄せながらオレもかがんで、キス
今度は二秒くらい
唇を離しても、距離は近くて
君の口から、メントスの香りが漂う。
「ジェジュン先輩が、好き…です」
……うわ
「わー！恥ずかし！」
急にオレから一歩離れら君は、両手で自分のほっぺを抑えてる。
JJ「うれしー」
「……私も、うれしい」
微笑み合う。
JJ「最後のメントス、オレが食べていい？」
「はい！」
君が最後のメントスを出して、オレが口を少し開けると、照れ笑いしながらオレの口にそっと入れてくれた。
メントスって、こんな味だっけ？
久しぶりに食べた。
ほんとだ。甘さとすーっとする感じが掛け合わされてる。
JJ「おいしい」
「うん！」
JJ「なくなっちゃったけど、淋しくないよね？オレがいるから」
「うん♡」
とびっきりの笑顔で返事をするA
JJ「でも実はさ、これ」
オレはリュックから袋を出す。
「わぁ！メントスがたくさん！」
JJ「ミックスとかコーラとか。全種類買った」
「おいしそう」
JJ「一緒に、食べよ？」
「食べる！」
早速君は、コーラ味がいいといって開けて、オレに一個、自分に一個、口にする。
やみつきになりそうな、味
君との恋の始まりみたいに……
・
本当はもっと先に告白しようと思ってたけど
君のメントスがなくなる前に言ってよかった。
綺麗なツリーの前でキスしてよかった。
JJ「オレ、キス魔だから覚悟してね、ちゅ♡」
「////ジェジュン先輩なら、私もキス魔になります！」
ちゅ…
メントスの味がする君の唇は、この先ずっとオレのもの
オレの唇も、君のもの
この先ずっと……ね♡
・
JJ「マジでバイト辞めろよ」
「うん、辞める！」
よかった。
JJ「オレと一緒にカフェでバイトしなよ」
「いいんですか？」
JJ「好きな子は四六時中そばに置いときたいんだ」
「////先輩、甘いです…」
あはっ
青く光るイルミネーションの前で、もう一度
ちゅ♡
メントスがなくなる前に
fin.
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リオ(プロフ) - yucapさん» yucapちゃん、気になる終わり方しちゃいました(^▽^;)更新したので、よかったら読んで下さいね。もう書き上げてるので、こまめに早めに更新します！ (2016年10月23日 10時) (
レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - ここあさん» ここあさん、多分ﾋﾛｲﾝちゃんは覚えていないと嘘をついたんですね…ジェジュンのために。そして運命の日が来ました！更新したので、ぜひ読んで下さいね☆彡 (2016年10月23日 10時) (レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
yucap(プロフ) - えーーーチョー気になる！！ (2016年10月23日 0時) (レス) id: d9567b625a (このIDを非表示/違反報告)
ここあ(プロフ) - アレ？記憶喪失じゃなかった(＞＜) ジェジュくんを助けに来たのかなぁ。ヒロインちゃんが無事でありますように☆次章も楽しみにしています(^O^) (2016年10月22日 22時) (レス) id: c74f69ea9f (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - mikiさん» mikiさん、仮説、立てちゃいますよね？多分…だいたいあってるかな？(^-^;でもちょっとぼんやりなんですけど←え。次章で答え合わせして下さい(^O^)楽しみにしてくださって、ありがとうございます♪ (2016年10月22日 16時) (レス) id: a0ab13b7a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオ
| 作者ホームページ：https://twitter.com/6y0u0y2u?s=09
作成日時：2016年9月29日 10時
