【歌い手】褒められ慣れてない系ぶりっ子

∇ ページ2

「〜〜さん、あの、良かったら今度一緒に映画とか行かない？」



「え、い、いいの･･･？
わぁ、嬉しいっ。じゃあいつにするか決めたいから連絡先を･･･」








『ねぇねぇっ、〇〇くんっ
〜〜さんなんかよりゎたしと映画ぃかない?
ゎたしアクション映画も見たりするからゎたしとの方がぜぇったい楽しいよぉ』







「え、あー･･･、と
ごめん薊さん。俺は〜〜さんと行きたいから」




「！！
〇〇くん･･･！」




『そっかぁ！じゃぁまた今度一緒に行こぉねぇ』






あーあ、せっかく騙されないようにしてあげてたのに



〜〜さんはここら辺では有名な、無類の男好き

過去には男にさんざん貢がせといて捨てたり
警察に捕まったりしたこともあるらしい




〇〇くんがあの子の犬にならないように私が割り込んだのになぁ

証拠写真でも見せれば良かったか、まぁ持ってないけど






廊下を歩いてると〜〜さんと〇〇くんの声が聞こえてきた




「はぁ、薊さんって性格悪そうだから無理だな
･･･〜〜さんのが絶対可愛いし//」



「えぇっ、ほんと？嬉しいなぁ
･･･あのね、〇〇くん
私〇〇くんのことが･･････」





手遅れだったね
これで〇〇くんも立派な犬だ






『･･･普通に考えて〜〜さんより私の方が可愛いよね･･･』



なんで私じゃないんだろう







「･･･あ！いた！！
薊さん！」



────────
今回は頭の回転が早い系ぶりっ子ちゃん書こうかなって思ってます、ハイ

あ、親が探偵ってのもいいですね
･･･やっぱやめときます(＾ω＾)(書けそうにない)


よくよく考えれば〜〜さんの方がぶりっ子なんじゃないかなって･･･

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