こっちを向いてジミンくん (ページ8)

今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:45,487 hit

08 ページ8

Youside

ジミンくんって本当は友達が欲しいんじゃないのかな

ふとそう思った

『ジミンくん？もしよかったらなんだけど、明日も一緒にご飯食べない？』

私って意外とこういうとき話せるもんだなぁ。

JM｢…！いいんですか？｣

おっと、ジミンくんがすごく嬉しそうだ

『もちろん、私でよければ！あ、サナもいるけどいいかな？』

JM｢ありがとうございますっ！全然大丈夫です｣

これは少し進歩したかな？ジミンくんとこれからはたくさん話せそう

それにしてもジミンくんってちょっと、いや、かなりイケボじゃない？

これからはたくさんこの声が拝めるのかなぁ

笑ったときの声もそうだけど普段の声も素敵なんだ…

JM｢Aさん？顔が赤いですよ、大丈夫ですか？｣

おっといけない。ぼーっとしてた

って、え？

ぴとっ

ジミンくんの手が私のおでこに

JM｢熱ではないみたいですね。気分が悪かったら保健室に行ったほうがいいですよ｣

原因は君だよ、ジミンくん

私は男慣れしてないんだ

手を除けてくれ〜

『ジミンくん…！恥ずかしいから手を…』

するとジミンくんははっとした表情をして

JM｢あっ、ごめんなさい！つい…｣

ちょっとジミンくんがしゅんとしてる

JM｢こんなに優しく友達に声をかけてもらったのが初めてで、ちょっと調子に乗りました。すみません…｣

『いや、全然いいんだよ!?友達ってこういうものだし！ただ、ちょっと恥ずかしかっただけで。』

JM｢あぁ、それならよかったです。｣

ジミンくんがほっとした顔をする

案外表情豊かなのかな

ちょっとかわいい