ちょっとまて。【戦国ヴァンプ】 (ページ4)

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Aside

｢突然あんなとこに飛び込んできて怖がるもなんも
ないだろ｣

え、飛び込んだの？ひさきと私。

じーっと見られる。
やめろ、そんなに見るな。

｢そうですよ、それに格好からして
どうせ娼婦です。｣

おい、ちょっとまて。
娼婦ってなんだ娼婦って、おい。

お前らの格好の方が変だからな！！！
クソ！！覚えてろ！！

なんだか貶された気がして
心の中で唸る。

｢ふーん、そうか
お前達娼婦だったのか｣

｢そうだな、お前結構可愛いじゃん｣

そういい、私の顎を掴み
顔を上にあげる金髪。

え？(困惑)

｢俺が買ってやろうか？｣

かう？飼う？カウ？買う？！

未知の言葉すぎて理解出来ん(

でも何故だかイラッときたので

その人をぶん殴る。

あ、

｢痛ってーな！助けてもらっておいて
何すんだ！ちょっと可愛いからって
許さねーぞ！！｣

吠えてくる人。

｢たいして可愛くないですよ
趣味が悪いですね猿は｣

そう言われる猿って人。

たしかに私が悪かった。
助けてもらったし、

そう思い、殴ってしまった
頬に手を添えさする。

うーん。腫れたかも
悪いことしたなぁ

｢すいません、つい、
助けていただいたのに、
ありがとうございます。
大丈夫ですか？｣

すると
驚いたような顔をし、

｢別に、構わねーよ｣

｢てか、犬ころ！
俺は女の子ならなんでもいいんだよ！｣

あ、やっぱり、この人ダメだ
心配した私がそんだった(白目)

｢趣味以前の問題でしたね｣

そう軽蔑する人に心の中で共感をする。

それな

てか私この人に軽くけなされた気がしないくもない。