【学園アリス】アリス学園の人魚姫 (ページ37)

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part35 ページ37

『ところでナルはウチの母とどういう関係？』

鳴海「ん？ああ歳が近くて同じ体質系の先輩だったんだよ」

『え、ママ体質系のアリスなの？』

母「え？うんでもそのアリスが発見されたの私はが中学生の時だったなー」

『ふーん』

母「ちょ。ちょっとなんのアリスか気にならないの？」

『体質系のアリスなんてフェロモンしか連想できんわ』

母「まあ！しつれいな！確かにそうだけど！」

そうなのかよ

鳴海「実はしずく先輩は二つもアリスを持ってるんだよ」

『え？そうなの？』

母「そうなのだー最初に雇ったアリスはね技術系アリスなのよ」

『へー』

母「興味なしー!? ナルー、Aが冷たいよぉ…」

鳴海「あはは…でも、彼女学園でもこんな感じですよ」

母「ええ！？そうなのー！？」

鳴海「人との交わりを断ち切ってて」

母「何でそこだけパパに似ちゃったの！？アリスも！もーーー！」

『そんな事言われてもなー…

ところでママのアリス何？』

母「「ところで」って！まあ、いっか…

聞いて驚きなさい！そして仰天しなさい！」

驚きと仰天同じ意味だと思う

まあ、黙って聞いてやろう

母「まず、一つ目のアリスはね鍛冶のアリス
簡単に言うと武器とか装備とかを作っちゃうアリス RPGとかにあるでしょそんな感じ」

鍛冶のアリスか…珍しいなうん、確かに技術系タイプのアリスだ

母「それでお待ちかねの二つ目のアリスはね
ちょっと珍しいのよ」

『珍しい？』

体質系タイプのアリスに珍しいなんてあるかな

アイツらのアリスって、大体体張ってるからなあ…

母「歌声のアリスつまり、声フェロモンと似てるけど違う感じ」

『ややこしい…』

それからなんか暫くママによるプチリサイタルショーが始まった

さすが声フェロモンの親戚…

力抜けた…

なるほどその歌声を聞くと声フェロモンと同じ作用が出るわけか…

なんてはた迷惑なアリスなんだろう