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episode6 ページ8

夜一side


翌日の朝


喜助の店に入り込んだ途端、何やらいい匂いがすると思いその匂いを辿った。


そこにはテッサイと白い髪をお団子にしてまとめている姉上がいた。


「姉上、姉上」


呼びながら着物の裾をポンポンと叩く


ポンポンに気づき後ろを振り向く姉上。


『あら、夜ちゃん!いつ来たんですか〜?』


料理している手を止め、わしを抱き上げる。



全くこの人は身内の人間に会うと、とてつもなく頬を緩ませる。



その笑みで何人もの男を惚れさせて来たのか……アイツもその一人だが、



たまに姉上は鋭い所はあるが、この無自覚、天然にはかなわない



「つい先程です」



ほら見ろ、デレデレではないか。



『相も変わらず早いですね〜、あ、夜ちゃん、朝ごはん食べた?』


「いえ、まだですが……」



『それなら一緒に食べましょうか!少し待ってて下さいね、もうすぐできますから!』



「は、はぁ……」






『出来ましたね、テッサイさん、ジン太くん達を起こしてきてくれませんか?あと、一護さんの分も』


「分かりました」そう言って一護さんの朝食を持って行った。


そして続々と降りてくるジン太くん達。


いつもはお寝坊さんな喜助さんが珍しくちゃんと起きていることに驚く。



「あっ!夜一サンじゃないっスかぁ〜!」



わっーと夜ちゃんの方に駆け寄る喜助さん。



「店長、また猫と喋ってるよ」


「喜助さんも寂しいんだよ」


ジン太くんと雨ちゃんがご飯を食べながら喜助さんを見る。



『うふふっ、そうかもしれないですね』

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夏夜(プロフ) - 明里香さん» 直ぐに訂正させてもらいました!まだ誤字脱字等ありましたら、またコメントして下さると幸いです!m(*_ _)m (8月16日 11時) (レス) id: 4c41f768c0 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 41話、受け継次ぐじゃなくて、受け継ぐです。 (8月9日 1時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏夜 | 作成日時:2023年7月23日 1時

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