秘めてるもの【浦原喜助】

episode5 ページ7

居間でテッサイさんとお茶を飲んでいると、喜助さんが戻ってきた。


「あ！ズルいッスよ〜テッサイさんだけAサンとお茶飲んでるの〜！」


子供っぽくテッサイさん当たる喜助さん


『ふふっ、大丈夫ですよ。喜助さん。ちゃんと喜助さんの分も用意してますから』



そそくさと私の隣に座る喜助さん。用意したお茶を一口のんだ。


「それで、どうするんですか？店長」


いきなり本題を持ちかけたテッサイさん


すると、コトッと喜助さんが湯のみが置いた。



「まずは、……」


その後は、喜助さんの計画を一通り聞いた。


一護さん達を尸魂界に連れて行き

そしてルキアちゃんを助ける


それを遂行する為には、一護さん達を強くしなければならないこと



『あまり、時間がありませんね』


「だから、今すぐにでも始めなければならないんス」


「分かりました、やりましょう。店長」


あっさり頷いたテッサイさん


だが、私には一つ疑問が残った。


『一護さん達ということは他にも誰かいるのですか？』



「あぁ、いますよ。完現術が使える井上織姫サンと佐渡泰虎くん、そしてクインシーの石田雨竜くんッスね」



私は目を見開いた。



『珍しい組み合わせですね』


「ワタシも最初は驚きましたよぉ〜」


「そうですね」

やはり、喜助さんもテッサイさんも驚きを隠せなかった。


『それなら妹を呼ばなければなりませんね』


「最初からそのつもりッス」


当然と言わんばかり笑みだった。

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