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episode10 ページ12

そして尸魂界に向かう前夜




私は喜助さんの部屋にいる。

少し話がしたいと言ったら部屋で待っておくようにと言われたからだ



そして喜助さんが部屋に入ってきた



「それで、話ってなんスか?」


私と真正面に座り、扇子をパタパタと仰ぐ喜助さん。



『私も……夜ちゃん達と一緒に尸魂界に行きます』



扇子仰いでいた喜助の手がピタッと止まった。



「ダメです」



『っ……どうしてですか?』


自然と自分の手をギュッと握り閉めていた



パタンと扇子を閉じた喜助さんが口を開いた



「私は、もうAサンに危ないことをして欲しくはないんス」



『危ない事など…私は何度も、いえ何百回も経験しました』


『だから、お願いです。私を行かせてください』


床に手をついて頭を垂れようとするが、喜助さんに止められた



「はぁ……分かりました。無事に戻ってくると約束してください」



『ありがとうございます!それと、夜遅くにごめんなさい』



「いいんスよ〜」


立ち上がり、『お休みなさい』と部屋を閉めようとした時だった



不意に喜助さんに手を掴まれ、



『んッ、んっ、、』


深い口づけを落とした。



『き、きすけさ……ひゃん///』



甘い声と共に首筋にチクッと痛みが走る


首筋に赤い跡がついた



「これで虫除け(・・・)は完了ッスね」




『何するんですか、喜助さん!』


『こんなことをしても、虫は寄ってきますよ!』


「いや、あの、そういう意味で言ったんじゃ……」



『いい加減にして下さい!!』



頬にバチンッ!!!と部屋に響き渡る平手打ちをかました



翌日、一護達「なんだその手形?」と言われたが無視した喜助だった。

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夏夜(プロフ) - 明里香さん» 直ぐに訂正させてもらいました!まだ誤字脱字等ありましたら、またコメントして下さると幸いです!m(*_ _)m (8月16日 11時) (レス) id: 4c41f768c0 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 41話、受け継次ぐじゃなくて、受け継ぐです。 (8月9日 1時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏夜 | 作成日時:2023年7月23日 1時

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