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episode9 ページ11

休憩も終わり、レッスン3が始まった。



レッスン3では一護さんが喜助さんの帽子を落とすというものだった。



珍しく喜助さんが斬魄刀を鞘から抜いた。



「店長が刀抜くなんてな……」


ジン太は驚きを隠せなかった。



『それほど、一護さんを信じてるのだと思いますよ。一護さんはすごい力を持っているんですから』


数分が経ち、二人は何やら話している。


すると、一護さんの霊圧が急激に上昇した。


一護さんを中心として霊圧が渦を巻く。


そして出てきたのはまともな刀の形をしておらず柄も鍔もない斬魄刀だった。


『あれが、一護さんの斬魄刀……』


そして、一護さんが喜助さんに向けて斬魄刀を振り下ろした。


地響きを鳴らしながら土埃が舞う

その先には縦に長く抉れた地面があった。




『一護さん!喜助さん!大丈夫ですか!?』



急いで駆け寄るとハッと気づいた


「「寝てる……」」

「寝てますね」



テッサイさんと雨ちゃん達が一護さんを運んでくれている間に喜助さんにも駆け寄った。



『大丈夫ですか?喜助さん。どこか怪我はしていませんか?』



「私は大丈夫なんスけど、帽子がね……」


喜助さんの手には大きく切れ目が入った帽子があった。


しゅんと落ち込む喜助さんが何故か可愛く思えた



『私、その帽子直せますよ』


「え、?直せるんスか?」


『はい!少し時間はかかりますが、出来ないことはないです』


パァァと笑顔になっていく喜助さんを見て体に熱が帯びる。


気のせいだと思い、必死にパタパタと手で仰いだ。

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夏夜(プロフ) - 明里香さん» 直ぐに訂正させてもらいました!まだ誤字脱字等ありましたら、またコメントして下さると幸いです!m(*_ _)m (8月16日 11時) (レス) id: 4c41f768c0 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 41話、受け継次ぐじゃなくて、受け継ぐです。 (8月9日 1時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏夜 | 作成日時:2023年7月23日 1時

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