綾薙学園の女神23【スタミュ第3期】

番外編~冬沢家2 ページ2

冬沢side



_____




貴「…亮先輩、お風呂ありがとうございました」
冬沢「いや大丈夫……」
貴「……？……どうしました？」







しばらくして、お風呂から上がってきた(人1)に振り返るとやっぱり服が大き過ぎて手が隠れ、肩が出ていて……何か目のやり場に困る

軽く下着見えるし…………









貴「亮先輩！」
冬沢「！？……どうしたの？」


貴「あの、髪乾かしたいのでドライヤー貸して貰えないですか？」
冬沢「あぁ…………俺が乾かすよ」

貴「え、いや……自分で」
冬沢「良いから後ろ向いて」ﾆｺ



笑顔で言うと渋々後ろを向きながら座る(人1)
そんな彼女の髪を乾かす









…………



　


冬沢「……はい、終わり」
貴「ありがとうございます…………ふふ…」
冬沢「…？どうした？」


軽く微笑みながらの(人1)に、不思議になりながら訪ねる









貴「……何か亮先輩と落ち着きます、お兄ちゃんみたい…さっきも、心配してくれて…」
冬沢「……」









……お兄ちゃんみたい……だと……？









ｸﾞｲｯ！



貴「！？」
冬沢「…俺は、お前の兄になった覚えがないんだが…？」ﾆｺ…



顔をこちらに向かせ反らさないように、手で固定する




貴「……あ、あの……」
冬沢「……俺は、恋人として心配してるんだ。
さっきだって、俺が通りかからなかったらびしょ濡れのまま帰るつもりだっただろ？それで、他の男に見られたらどうするつもりだったんだ？」




貴「……り、亮先輩……怒ってますか……？」
冬沢「…(人1)のあまりの無防備さに苛ついてるよ」ﾆｺ








怒ってるのが分かってるのか、涙目の(人1)
少し言い過ぎたと思いながら、そんな彼女のオデコに軽くキスをする








貴「……ごめんなさい」
冬沢「俺の方こそゴメン。けど……あまり俺以外の前で無防備になるな、嫉妬でどうにかなりそうだ」



貴「……亮先輩は、意外と嫉妬深いですね」
冬沢「……こんな恋人は、嫌いか…？」









中等部時代からどうしても、(人1)への感情は強くなるばかりで自分でも止められなかった
だから、こんな嫉妬深い自分を好きで居てくれるか心配だった









俺の質問に、(人1)は優しい笑顔で



ﾁｭ…



冬沢「！」






貴「…どんな亮先輩でも、私はずっと好きです！」ﾆｺ
冬沢「……//」








……(人1)からのキスと言葉に勿論、顔が赤くなったのは言うまでもない…









終




リンネ様 リクエスト

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