＊ ページ22
貴方side
辰「俺達の力を必要として下さっているなら、考えて頂けませんか？やるなら、15人で…」
冬沢「却下だね」
全「！」
琉唯の頼みは、即却下する亮先輩
冬沢「君達を選んだのは、2年生の中で最も優秀な6人だからだ。
こちらにも教え子が居るんでね、その他大勢レベルの底上げをしている程…暇じゃないんだよ」
貴「…！待って下さい！亮先輩、今の発言は悠太達をっ…」
ｶﾞｼｯ！
悠太達を馬鹿にしたような発言に、歩いていく先輩に抗議しようとする私を止めたのは入夏先輩だった
貴「……入夏先輩…」
入夏「……」
首で横に振りながら止める事を訴えていた
……そうだ、さっきも抗議して…………！
先程のようにならない為に止めてくれた入夏先輩
冬沢「……どうしたの(人1)、何か言いたい事あるかな？」ﾆｺ
貴「…………何でもないです」
また、余計な言葉を言ってチーム移動させられるかも知れない私は何も言えなかった
冬沢「…そう。じゃあ、俺は行くね。
頑張ってね、稽古……期待してるよ、(人1)」
ﾊﾞﾀﾝ
微笑みながら、頭を撫でながら稽古場を出ていく亮先輩
貴「……はぁ……ありがとうございます、入夏先輩。止めて頂いて…」
入夏「良いって。気持ちは分かっけど、あんま亮ちんを怒らせない方が良いよ」
貴「…………はい…」
千秋「気持ちは分かるぜ。アイツは嫌味しか言わねーしな」
苦笑いの入夏先輩や嫌そうな千秋先輩
……なんか、変わったな亮先輩……
中等部の頃と違う先輩に、戸惑いが隠せない自分が居た
入夏「まっ、切り替えて稽古始めよう！」
千秋「だな」
稽古が始まり私は、琉唯達の所に戻る
卯「ビックリしたよ、いきなり走るから…」
申「そうですよ、驚かせないで下さい。だいたい貴方は昔から…」
栄吾のいつもの説教を軽く聞きながら、横に居る琉唯を見ていた
私と同じく落ち込んでいる彼、同じ気持ちだと感じていた
…………
千秋side
昼休み、一通りオープニングセレモニーでの楽曲と振付を教え一度入夏と、途中から合流した春日野との3人で6人の踊りを見ていた
入夏「……四季ちゃんから聞いていた以上じゃん」
春日野「…凄いね、朝比奈さん」
一度教えた振付を既にほぼ出来ており、踊りも上手く稽古だと分かってても魅了される程だった
……亮が必死になるわけだな、こりゃ……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 140人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「逆ハー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みさこ(プロフ) - 桜さん» コメントありがとうございます！本編でも一応多目に華桜会と絡み作ろうと考えてます。遅くはなりますが番外編も考えてます。 (2019年8月15日 11時) (
レス) id: a03cef3ab5 (このIDを非表示/違反報告)
みさこ(プロフ) - MIYAさん» コメントありがとうございます！そして教えて頂きありがとうございます。何度聞いてもちょっと分からない所でして……直させて頂きます！ (2019年8月15日 8時) (レス) id: a03cef3ab5 (このIDを非表示/違反報告)
MIYA(プロフ) - 本当にこの作品が大好きです！楽しみに読ませてもらってます！あの、ほんとにこんな事言うのは心苦しいのですが、千秋先輩の言葉、形式はレビューションじゃなくて、レビューショーです...！少し気になりまして、言わせて頂きました！ほんとに申し訳ないです...！！ (2019年8月15日 2時) (レス) id: ade3e1c82e (このIDを非表示/違反報告)
桜 - いつも楽しみに読ませてもらってます！私は、冬沢先輩と四季先輩が好きなので、番外編として先輩達の落ちを書いてほしいです。 お体に気をつけて更新頑張ってください。 (2019年8月14日 23時) (レス) id: 2e13e8ad6e (このIDを非表示/違反報告)
リンネ(プロフ) - 連続更新ありがとうございます！！いつも楽しみにしていますっ！夢主と冬沢そして四季との関わりに注目していきたいです！お仕事頑張って下さい！ (2019年8月14日 22時) (レス) id: fca8e4a59b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みさこ | 作成日時：2019年4月22日 1時
