【ヒロアカ】死神、時々学生。【MHA】 (ページ37)

今日:3 hit、昨日:11 hit、合計:32,798 hit

ゲームオーバーページ37

脳無はイレイザーの腕を更に強く握り、複雑骨折から粉砕骨折にした。

「個性を消せる

素敵だけどなんてことは無いね

圧倒的力の前ではつまり

ただの“無個性”だもの。」

その時、イレイザーが消そうとした。

『脳無、威嚇だけで良いよ。』

俺が言えばイレイザーは左腕を床にはさまれ、骨を折られる。

そして体の一部を見られ、消された脳無の個性。

『脳無!』

そう叫ぶと脳無はイレイザーの顔面を床に叩きつけた。

「死柄木弔、死神」

そう言いながら黒霧が帰って来た。

『黒霧、13号はやったんだろうな?』

俺が聞けば黒霧は少しおずおずと答える。

「行動不能にはできたものの

散らし損ねた生徒がおりまして…

一名、逃げられました」

その声に怒る弔。

溜息をつきながら首を書き始めた弔。

『弔、首は掻くな。

俺の心が痛む。』

すると掻くのをやめたが弔はこう言った。

「黒霧お前お前がワープゲートじゃなかったら粉々にしてたよ」

『流石にプロ何十人も呼ばれたら、ねぇ。』

「さすがに何十人も呼ばれるとなれば敵わない

ゲームオーバーだ

あ～あ

“今回は”ゲームオーバーだ

帰ろっか。」

『あの娘は?』

聞けども答えは帰ってこない。

「けどもその前に平和の象徴としての矜持を少しでも

へし折って帰ろう」

そう言って梅雨ちゃんの方に向かう弔。

イレイザーが消していて、触れても崩れなかった。

そして緑谷が弔に殴りかかり、俺は斬ろうとした。

弔が黒霧に俺を帰し、あの娘を連れてこさせるように言った。

『俺の役目はおしまいかぁ』

また遊ばせて、と言って消えた。

急いであのコスチュームに着替えて出て行く。

しっかりと腕も折った。

すると弔は殴られてお父さんを拾う所だった。

あーあ、弔が…