【ヒロアカ】死神、時々学生。【MHA】 (ページ24)

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先生の卵は聖徳太子にページ24

作「やっと2巻目来たよ!」
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要望──被服控除。

個性届けと身体情報、そして要望を書く事で

サポート会社の方ができるだけ要望に沿ってコスチュームを作ってくれる。

要望は弔に書いてもらった。

帯も巻きやすく、かなりのストレッチ素材で驚いた。

説明書には

『要望どおり肌脱ぎができるようにしました!!

かっこいい姿を見せてくださいね!!』

と書いてあった。

まぁ弔の趣味と良い想像力が働いたコスチュームだ。

「さぁ始めようか、有精卵共!!

戦闘訓練のお時間だ!!!」

お茶子はパツパツスーツになって恥ずかしそうだし

俺は胸元が強調されててヤバイくらいヤバイし(小並感)

「先生!

ここは入試の演習場ですがまた市街地演習を行うのでしょうか!?」

さすがインゲニウムの弟。

コスチュームがインゲニウムに酷似している。

「いや!もう二歩先に踏み込む!

屋内での対人戦闘訓練さ!!

ヴィランやその退治は主に入試の日のように屋外で見られるが

統計で言えば屋内のほうが凶悪ヴィラン出現率は高いんだ

かん禁、なん禁、裏商売…

このヒーロー飽和社会

真に賢しいヴィランは闇にひそむ!!」

確かに俺も裏商売は幾らでもやってきた。

される方も経験済みだ。

「君等にはこれから『ヴィラン組』と『ヒーロー組』に分かれて

２VS２の屋内戦を行ってもらう!!」

驚く皆。

「ちなみに死上少女は強さが半端じゃないので一応外れてくれ!」

そして俺はビルの壁のとこに行って座って休んでいた。

「基礎訓練も無しに?」

梅雨ちゃんが問う。

「その基礎を知るための実践さ!」

あえて実践からするのか。

先生は続ける。

「ただし今度はブッ壊せばオッケーなロボじゃないのがミソだ」

確かにロボットは対人ではないから物理的な攻撃が利く。

でも俺のように霧になれるヴィランなら話は別になる。

殺さず捕縛するってのもあるらしいからね。

「勝敗のシステムはどうなります?」

「ブッ飛ばしてもいいんスか」

「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか……?」

「分かれるとはどのような分かれ方をすればよろしいですか」

「このマントヤバくない?」

押しかけられる質問にオールマイトは

「んんん～

聖徳太子ィィ!!!」

俺はこのくらい聞き分けて返せるよ、あのうるさい空間にいれば自ずとできるようになる。

先生は面倒になったのか、カンペを取り出した。

No.1ヒーローと言えど先生は卵だね。

笑えるよ。