【暗殺教室×東京喰種re】I couldn't love him

8 ｉｆyou…… ページ10

『しｯ信じられない……!!あっあんな……あっあんなこと……！！』







「照れすぎよ。大人の特訓よ♪」





『〜っ最低！教師失格』




そう。
イリーナの授業は明らかに中学生の内容じゃなかったのだ





当のイリーナも生徒も気にしてはいないが








ってそこが問題！






「あっれーもしかして先生、彼氏いたことないの？」





『からかわないでよ中村さん！』






「じゃあ居たの？」





『うっ……そっそりゃ……』





"「今度の日曜日、出掛ける？あっ無理ならいいんだけど……」“








"「A、高槻先生の新作だって！」“






"「好き……ぅ……ごめん。急に言いたくなって……」“







"「別れよう。僕とAとじゃ釣り合わないよ」“







「……先生？」





私ははっ、と顔をあげた
どんな顔をしていたのかは分からない





『ごっごめん……彼氏は居たけど酷い別れ方したから……』








「マジか。勿体ねぇ。こんな美人捨てるとか見る目ねぇのな」





『前原くんってば』






「前原サイテー」



「はぁ？」





となんだか岡野さんと言い合い始めてしまう
仲良いな









「あっ思い出した。俺先生のことどこかでみたことあったわ」





「カルマ忘れてたのかよ」





「うん。しかも昨日」





「えっ？」




そもそもカルマ君、ゲームしてたんじゃないの？





聞こうとしたら




「ちょうど腹減ってコンビニいこうとしてたら、先生、男の人と雨宿りしてたよね
しかも手繋いで」






「なんだと……くそっ狙ってたのに」





「岡島それ違う」






とそのあとすぐに皆に興味津々の目線を向けられる
雨宿りってことは……琲世と居たとこだよね









「やっぱり恋人？より戻したいとか？」







『いや……それはないというか』






「ってことは元カレなの！？その人！」







『あっそうじゃなっ……くて』





なんだろう
私の独りよがり？我が儘？









「先生……？」





『ちが……そうじゃないから』






「っ……!!
皆やめよう。これ以上は」



委員長の磯貝くんが止めてくれる




情けないなぁ……私









聞かれたら迷ってしまうんだ






気持ちだけのことなら……私は研……そして琲世が好きかと……

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